ランス・リン
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ランス・リン
Lance Lynn
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所属
セントルイス・カージナルス
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ポジション
投手
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生年月日
1987年5月12日
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身長/体重
196cm/122kg
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投打
右投右打
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出身
インディアナ州
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プロ入り
2008年ドラフト1巡目追補
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年俸
1000万ドル(約15億円)
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2023年成績
- 投球回
- 183.2
- 勝敗
- 13勝11敗
- 奪三振
- 191
- 防御率
- 5.73
サイ・ヤング賞投票の常連でMLB屈指のイニングイーター
2022年は膝の手術による影響で先発登板21試合、投球回数121回2/3に留まるも、2019年から2021年にかけての投球回数449回1/3はMLB全体で5位。身長196cm、体重122キロの大型右腕で、平均94マイル(151.3キロ)前後のフォーシームを軸に、ツーシーム、カットボール、カーブといったレパートリーを駆使して高い奪三振率を記録する。
出身はインディアナ州インディアナポリスで、ミシシッピ大学へ進学後、2008年のドラフト1巡目、全体39位でカージナルスに指名されプロ入り。2011年6月のジャイアンツ戦でMLBデビューを果たすと、翌2012年には開幕から先発ローテーション入りし、現在でもキャリアハイとなっている18勝(7敗)を挙げる。その後、カージナルスでは2013年から2015年、2017年の4季で30試合以上に先発登板し、全てのシーズンで2桁勝ち星をマークした。
2018年以降は、ツインズ、ヤンキース、レンジャーズと渡り歩き、2020シーズン終了後の12月にトレードでホワイトソックスに移籍。シカゴでの1年目は、11勝6敗でキャリアベストの防御率2.69をマークし、シーズン中の7月にホワイトソックスと2年総額3800万ドル(当時約42億円)で契約延長に合意した。これまでオールスターゲームには、2012年と2021年に選出されている。
春先の『WBC』でアメリカ代表に選出された2023年は、開幕から調子が上がらず、7月下旬の時点で防御率を6点台とする。しかし、夏場にトレードでドジャースへ移籍して以降は調子を取り戻し、11試合に先発登板して、7勝2敗、防御率4.36とする。結局、2023シーズン全体の成績は13勝11敗と2桁勝利は達成するも、防御率5.73の原因となったMLBワーストの被本塁打44、そしてMLBワースト2位の自責点117は改善が急務となる。
2024年は1年契約を結んだ古巣カージナルスで、連続負け越しなしシーズンの継続を狙う(目下、MLBデビュー以降、12シーズン連続負け越しなしで、うち10シーズンは勝ち越し)
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算