ホセ・アルトゥーベ
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ホセ・アルトゥーベ
Jose Altuve
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所属
ヒューストン・アストロズ
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ポジション
内野手
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生年月日
1990年5月6日
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身長/体重
168cm/75kg
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投打
右投右打
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出身
ベネズエラ
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プロ入り
2006年アマチュアFA
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年俸
2600万ドル(約39億円)
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主なタイトル・表彰
首位打者:3回(2014・16・17年)
盗塁王:2回(2014・15年)
シーズンMVP:1回 (2017年)
シルバースラッガー賞 : 6回(2014~18・22年)
ゴールドグラブ賞:1回(2015年)
ハンク・アーロン賞:1回(2017年)
ベーブ・ルース賞:1回(2017年)
リーグチャンピオンシップシリーズMVP:1回(2019年) -
2023年成績
- 打率
- .311
- 本塁打
- 17
- 打点
- 51
- 盗塁
- 14
看板選手にしてアストロズ一筋の「小さな巨人」
オールスターゲーム8度選出を誇り、アメリカン・リーグのシーズンMVPにも輝いたアストロズの看板選手。現役MLB選手で最小兵の部類に入るが、スピードのみならず、パンチ力も兼ね備える。
2012年から6年連続30盗塁以上を達成し、その間、盗塁王を2度獲得。打撃面では2014年から5年連続シルバースラッガーを受賞し、2019年と2021年はキャリアハイの31本塁打をマークしている。
抜群のコンタクト能力を持つ安打製造機で、イチローと比較されることもしばしば。1000安打の到達試合数は、当時の現役選手ではイチローの696試合に次ぐ786試合という早さだった。また、2014年から2017年まで4年連続シーズン200安打以上をクリアし、さらに3度の首位打者を獲得。「僕のような小さな選手でも成功できる」と子どもたちを勇気づける。
2020年2月に、アストロズによるサイン盗みスキャンダルが発覚した際、MLB機構の調査で、ダグアウトからゴミ箱を叩いて球種を知らせる不正行為に、アルトゥーベはほぼ関与していないとされるも、将来的な殿堂入りの格付けには影響を及ぼしていると見る向きも。
それでも、2021年に打率.278、31本塁打、そして『正々堂々と』2度目のワールドシリーズ制覇を果たした2022年は、打率.300、28本塁打をマークしていることから、その名声は回復傾向にある。
2023年は春先にベネズエラ代表として出場した『WBC』の準々決勝で死球を受けた左手親指を骨折し、キャリアで初めて負傷者リスト入りして開幕を迎えるなど、レギュラーシーズンは90試合の出場に留まるも、打率.311/出塁率.393/長打率.522、.915 OPSと健在ぶりをアピール。
さらにポストシーズンのアメリカン・リーグチャンピオンシップシリーズでは、結果的にレンジャーズに敗れはしたものの、個人としては打率.313、3本塁打、1.041 OPSと存在感を示した。そして、2024年2月6日には、アストロズと事実上の生涯契約と言える5年総額1億2500万ドル(約188億円)で契約延長に合意し、ファンを安堵させた。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算