松井裕樹
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松井 裕樹
Yuki Matsui
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所属
サンディエゴ・パドレス
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ポジション
投手
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生年月日
1995年10月30日
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身長/体重
174cm/75kg
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投打
左投左打
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出身
神奈川県
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年俸
325万ドル(約5億円)
スプリットを武器にMLBへ挑む日本球界屈指のクローザー
遂に海を渡った日本球界屈指のクローザー。クローザーを専門職とする日本人左腕のMLB挑戦は、ほぼ初めてと言って良いレアケース。回転数の多いフォーシームと落差の大きいスプリットを軸に、スライダー、チェンジアップ、カーブなどを駆使して打者を打ち取るタイプのリリーバー。
東北楽天ゴールデンイーグルスに所属したNPB時代は、通算10シーズンで防御率2.40、236セーブをマークし、最多セーブ投手のタイトルを3度獲得している。2023シーズン終了後に海外FA権を行使し、同年12月23日にパドレスと5年2800万ドル(約42億円)で契約に合意。侍ジャパンの大先輩であるダルビッシュ有のチームメイトとなった。
身長174cmと、MLBの投手としてはかなり小柄な部類に入り、『MLB.com』によると、MLBの現役投手では、クレイトン・アンドリュース、そしてマーカス・ストロマンに次いで3番目に身長の低い投手となる。なお、同サイトによると、2015年以降、MLBで身長174cm以下の投手は5人のみで、2010年以降では8人、2000年以降では14人のみしかおらず、そのほとんどが左腕だったとのこと。
しかし、その体格に似合わぬ球威の持ち主であり、同サイトは松井の(2023年の『WBC』で投じた)フォーシームの回転数が、2023年のMLB平均より約200rpm多いことに着目。
また、決め球のスプリットについては、「MLBの打者は左腕のスプリットに慣れていない」(MLBの2023シーズンで投じられたスプリットの96%は右腕によるもの)ことから、「マツイのスプリットはMLBの打者に対する最大のアドバンテージとなるだろう」と予想している。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算