ニック・カステヤノス

ニック・カステヤノス

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ニック・カステヤノス

Nick Castellanos

  • 所属

    フィラデルフィア・フィリーズ

  • ポジション

    外野手

  • 生年月日

    1992年3月4日

  • 身長/体重

    193cm/92kg

  • 投打

    右投右打

  • 出身

    フロリダ州

  • プロ入り

    2010年ドラフト1巡目追補

  • 年俸

    2000万ドル(約30億円)

  • 主なタイトル・表彰

    シルバースラッガー賞(2021年)

  • 2023年成績

    打率
    .272
    本塁打
    29
    打点
    106
    盗塁
    11

全方向へ打球を飛ばせるセンスの高いパワーヒッター

その打撃センスの高さはMLBトップクラス。シンシナティ・レッズでプレーした2021年は、打率.309(リーグ4位)、34本塁打(リーグ7位)、100打点(リーグ6位)で、打率3割、30本塁打、100打点をクリア。この他、38二塁打(リーグ4位)、長打率.576(リーグ3位)、.939 OPS(リーグ4位)と、多くのスタッツでナショナル・リーグのトップ5入りを果たした。

2010年のドラフト1巡目で、デトロイト・タイガースに指名されプロ入りしたカステヤノスは、2013年にMLBデビューを果たすと、2014シーズンからタイガースの三塁手としてレギュラーに定着し、2018年からは右翼に活躍の場を移した。

その後、2019シーズン途中にトレードでカブスへ移籍し、そのシーズンオフにFAとなると、2020年1月に4年6400万ドル(当時約70億円)でレッズに入団。レッズでは同年に入団した秋山翔吾とチームメイトとなった。

短縮シーズンとなった2020年は、キャリアワーストの打率.225に終わるも、前述の好成績を残した2021シーズンは、自身初のオールスターゲーム出場を果たし、シルバースラッガー賞も獲得した。同シーズンオフにオプトアウトの権利を行使し、FAとなったことで、移籍市場での動向に注目が集まるなか、2022年3月にフィリーズと5年1億ドル(当時約115億円)で契約した。

しかし、ブライス・ハーパーやカイル・シュワーバーらと重量打線を形成するはずだった2022年は、チームがポストシーズン進出を果たすなか、長打率が.389に急下降し、13本塁打と期待外れのシーズンに。プレーオフでもチームがワールドシリーズ進出を果たすなか、17試合に出場し、打率.185、.478 OPSと、スランプを払拭することはできなかった。

それでも、ナショナル・リーグ王者として臨んだ2023シーズンは、チーム2位の157試合に出場し、キャリア平均に近い打率.272/出塁率.311/長打率.476、.787 OPS、そして37二塁打、29本塁打、106打点をマークし、チームのプレーオフ進出に貢献。ポストシーズンでもチームトップタイの5本塁打を放つなど、存在感を発揮した。

※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算

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