クリス・ブライアント
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クリス・ブライアント
Kris Bryant
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所属
コロラド・ロッキーズ
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ポジション
外野手
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生年月日
1992年1月4日
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身長/体重
196cm/104kg
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投打
右投右打
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出身
ネバダ州
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プロ入り
2013年ドラフト1巡目
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年俸
2700万ドル(約41億円)
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主なタイトル・表彰
シーズンMVP(2016年)
新人王(2015年)
ハンク・アーロン賞(2016年) -
2023年成績
- 打率
- .233
- 本塁打
- 10
- 打点
- 31
- 盗塁
- 0
不振からの脱出を目指すマルチロールプレーヤー
オールスターゲーム4回選出のスター選手。2016年にワールドシリーズ制覇を成し遂げたシカゴ・カブスのコアメンバーの1人であり、守備の本職は三塁手ながら、一塁、左翼、右翼と全てのコーナーを守ることができ、遊撃手、さらには中堅手としての出場経験も持つマルチロール。打撃ではコンスタントに打率.280以上、25本塁打が期待でき、上位打線のどこでもプレーできる万能選手。
学生時代からアマチュアのトッププレーヤーとして認知されていたブライアントは、サンディエゴ大学でプレーした2013年に、全米でその年最高のアマチュア選手に贈られるゴールデンスパイク賞を受賞すると、同年のドラフト1巡目でカブスに指名され、プロ入り。
2014年はマイナーリーグでの活躍が認められ、ベースボール・アメリカ・マイナーリーグ年間最優秀選手賞に輝くと、2015年4月にMLBデビューを果たし、正三塁手として151試合に出場した同年は26本塁打、99打点をマークして新人王を獲得。
2016年はワールドシリーズ制覇チームの最強打者として、打率.292、39本塁打、102打点をマークし、ナショナル・リーグのシーズンMVPに選出された。新人王に続き、シーズンMVPを2年連続で獲得したのは史上4人目であり、ゴールデンスパイク賞、ベースボール・アメリカ・マイナーリーグ年間最優秀選手賞、新人王、そしてシーズンMVPの連続年での獲得は史上初の快挙だった。
カブスとの契約最終年だった2021年は、シーズン途中にトレードでサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍。同年オフは大物FA選手の1人として、その動向に注目が集まるなか、2022年3月18日にロッキーズと、FAでは球団史上最高額となる7年1億8200万ドル(当時約218億円)で契約するも、同年はケガの影響で42試合の出場に留まり、打率こそ.306ながら、5本塁打と、年俸に見合うパフォーマンスとは程遠い成績に終わる。
続く2023年も負傷者リスト入りする期間が長く、シーズン80試合の出場に留まり、打率,233/出塁率.313/長打率.367と低迷。なお、復活を期して臨む2024年は、ケガの影響により本職の三塁ではなく、一塁、右翼、あるいは指名打者での起用がメインになる見込みとなっている。
人柄はナイスガイで、面倒見の良い一面もあり、2023年にルーキーながら20本塁打、62打点、20盗塁とブレークしたノーラン・ジョーンズには「約束していたから」と、好成績のお祝いとしてロレックスの時計を贈っている。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算