ケビン・ガウズマン

ケビン・ガウズマン

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ケビン・ガウズマン

Kevin Gausman

  • 所属

    トロント・ブルージェイズ

  • ポジション

    投手

  • 生年月日

    1991年1月6日

  • 身長/体重

    191cm/86kg

  • 投打

    右投左打

  • 出身

    コロラド州

  • プロ入り

    2012年ドラフト1巡目

  • 年俸

    2400万ドル(約36億円)

  • 2023年成績

    投球回
    185.0
    勝敗
    12勝9敗
    奪三振
    237
    防御率
    3.16

2023年の奪三振王は大会晩成の本格右腕

90マイル台後半のフォーシームと激しく変化するスプリットを軸に、キレのあるスライダー、さらにはチェンジアップを交え、打者の前に立ちはだかる。

2012年のMLBドラフト1巡目でボルチモア・オリオールズに指名されプロ入りした後、2013年にMLBデビューを飾り、2014年から先発ローテーションに定着。2016年に初めて規定投球回に達し、2017年にはキャリア初の2桁勝利を達成するも、その後はブレーブス、レッズと渡り歩くなか、鳴かず飛ばずのシーズンを送る。

しかし、2019年末にジャイアンツへ移籍すると、短縮シーズンとなった2020年に調子が上向き、2021シーズンにその才能が開花。ナショナル・リーグトップの33試合に先発し、192回(リーグ5位)を投げ、防御率2.81(リーグ6位)、14勝6敗、227奪三振(リーグ4位)と、キャリアハイとなる圧巻の数字をマークし、球団にとって9年ぶりとなる地区優勝に大きく貢献した。

2021年に見せた出色のパフォーマンスにより、一躍MLBトップクラスの先発投手となったガウズマンは、同年オフに5年1億1000万ドル(当時約110億円)でブルージェイズと契約。

2022年は柳賢振がケガで早々に離脱するなか、先発ローテーション三本柱の1人として安定したパフォーマンスを維持し、最終的には31試合に先発し、12勝10敗、防御率3.35、205奪三振(リーグ5位)、奪三振率10.56(リーグ4位)、与四球率1.44(リーグ2位)、奪三振/与四球比率7.32(リーグ1位)と、期待通りの成績でチームのポストシーズン進出に貢献した。

2023年も引き続き、MLBトップクラスの水準を維持し、最終的には12勝9敗、防御率3.16、237奪三振をマークし、チームによる2年連続プレーオフ進出を牽引。個人としては、初めて奪三振王のタイトルを獲得するとともに、シーズン後のサイ・ヤング賞投票で3位に入った。

なお、『MLB.com』は各球団の『最もえげつない投球』として、ブルージェイズからは、2年連続でガウズマンスプリットを選出しているが、この伝家の宝刀について、本人は右手中指にマメができると「ビシビシ決まるようになる」と述べており、試合後は癒してケアし、次回登板までに再びマメができるようにしていると、その秘密について明かしている。

※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算

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