ホセ・アブレイユ
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ホセ・アブレイユ
Jose Abreu
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所属
ヒューストン・アストロズ
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ポジション
内野手
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生年月日
1987年1月29日
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身長/体重
191cm/107kg
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投打
右投右打
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出身
キューバ
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プロ入り
2013年アマチュアFA
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年俸
1950万ドル(約29億円)
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主なタイトル・表彰
打点王:2回(2019・20年)
シーズンMVP(2020年)
新人王(2014年)
シルバースラッガー賞:3回(2014・18・20年)
ハンク・アーロン賞(2020年) -
2023年成績
- 打率
- .237
- 本塁打
- 18
- 打点
- 90
- 盗塁
- 0
復活を目指すキューバのベテランスラッガー
打者としての完成度は高く、爆発的な長打力と巧みなバットコントロールを併せ持つ。長くキューバリーグのシエンフエーゴスで中心選手として活躍した後、2013年にアメリカへ亡命し、ホワイトソックスと契約してプロ入りを果たす。ちなみに、ヤシエル・プイグとホワイトソックス時代のチームメイトであるヨアン・モンカダは、キューバリーグ時代のチームメイト。
MLBデビューを果たした2014年は開幕からいきなりその実力を発揮し、145試合の出場で打率.317(リーグ5位)、36本塁打(リーグ3位)、107打点(リーグ4位)としたほか、リーグトップの長打率.581とリーグ2位の.964 OPSをマークし、1位満票でアメリカン・リーグ新人王を獲得。
以後もMLB屈指のスラッガーとして活躍を続け、2019年はキャリアハイの123打点をマークして初の打点王に輝き、3度目のオールスター選出も果たすと、短縮シーズンとなった2020年は全60試合に出場し、打率.317(リーグ4位)、76安打(リーグ1位)、19本塁打(リーグ2位)、60打点(リーグ1位)、.987 OPS(リーグ5位)と出色のパフォーマンスで、2年連続して打点王のタイトルを獲得するとともに、ア・リーグMVPに輝いた。
2021年も30本塁打、117打点をマークするなど、勝負強さは健在であり、『フィールド・オブ・ドリームス』の舞台で開催されたヤンキース戦では、アイオワ州でのMLB公式戦史上初となる本塁打を放った。
ホワイトソックス最終年となった2022年は本塁打こそ15本に留まるも、リーグ5位となる打率.304のハイアベレージを残したほか、リーグ6位タイの40二塁打をマークすると、シーズンオフにワールドチャンピオンのアストロズと3年総額5850万ドルで契約した。
しかし、アストロズ加入1年目の2023年は一塁手として134試合(指名打者としては7試合)に出場するも、MLB10年目のキャリアでワーストとなる打率.237/出塁率.296/長打率.383、.679 OPSに終わる。
このため、このオフシーズンは下半身強化を目的として、初めてトレーニングにピラティスを導入するなど、これまでと違ったアプローチでスプリングトレーニングまでの時間を過ごした。なお、主力選手ながら大きめの背番号79は、キューバ時代に母親が79を選んだことに由来する。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算