ジョーイ・ギャロ

ジョーイ・ギャロ

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ジョーイ・ギャロ

Joey Gallo

  • 所属

    ワシントン・ナショナルズ

  • ポジション

    外野手

  • 生年月日

    1993年11月19日

  • 身長/体重

    196cm/107kg

  • 投打

    右投左打

  • 出身

    ネバダ州

  • 年俸

    500万ドル(約7.5億円)

  • 2023年成績

    打率
    .177
    本塁打
    21
    打点
    40
    盗塁
    1

ホームランか三振か四球かの極端な大砲

極論すると、行き着く先はホームラン、三振、あるいは四球という極端な大砲。エリート級長距離打者の特性を兼ね備えており、打球初速、バレル率、ハードヒット率の高さはいずれもMLBトップクラス。

しかし、桁外れの三振率を誇り、ツインズでプレーした2023年は規定打席に達していないながら、三振率.428をマークしており、仮に規定に達していたなら、これはアメリカン・リーグワーストのブレント・ルッカーによる.327を1割以上も上回る数字だった。

しかし、その反面、類稀なる選球眼の持ち主でもあり、四球率は頭抜けて高い。ちなみに2023年の四球率は.145で、これは規定に達していたなら、ア・リーグでは大谷翔平(.152)、J.P.クロフォード(.147)に次ぐ3位の数字となる。

また、強肩の持ち主でもあり、外野の全ポジションに加え、一塁手としてのプレー経験も豊富で、2020年と2021年には、外野手として2年連続でゴールドグラブ賞を獲得している。

ネバダ州出身で、高校卒業後はルイジアナ州立大学へ進学する予定だったが、2012年のドラフト1巡目でレンジャーズに指名されプロ入り。2015年6月2日のホワイトソックス戦でMLBデビューを果たすと、いきなりMLB初本塁打を記録する。

その後、同年から2016年にかけては、なかなかMLBに定着できない日々が続くも、開幕からMLBに定着し、そのままシーズンを通してプレーした2017年は、145試合の出場で打率.209/出塁率.333/長打率.537、.870 OPS、41本塁打をマークし、その恐るべき破壊力を世に知らしめる。

続く、2018年も40本塁打と重量級の豪打を遺憾なく発揮しつつ、207三振を喫し遂に200の大台に乗せる。そのスタイルに益々磨きをかけた2019年は、キャリア初のオールスターゲーム選出を果たすと、7月半ばまでで打率.253/出塁率.389/長打率.598、.987 OPS、22本塁打と、確実にキャリアベストを更新できるペースでプレーするも、その後、負傷者リスト入りしたままシーズン終了となる残念な年に。

それでも、レンジャーズとヤンキースの2チームでプレーした2021年は、38本塁打をマークしつつ、リーグ最多の111四球と、これまたリーグ最多の213三振を記録するなど、らしさを取り戻した。

2022年から2023年にかけては、ヤンキース、ドジャース、ツインズと3球団を渡り歩くなか、出場試合数を減らしているだけに、1年500万ドル(約7.5億円)で契約したナショナルズでプレーする2024シーズンは、心機一転よろしく、豪快なスタイルを復活させたいところだ。

※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算

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