エステウリー・ルイーズ
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エステウリー・ルイーズ
Esteury Ruiz
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所属
オークランド・アスレチックス
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ポジション
外野手
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生年月日
1999年2月15日
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身長/体重
183cm/77kg
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投打
右投右打
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出身
ドミニカ共和国
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主なタイトル・表彰
盗塁王(2023年)
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2023年成績
- 打率
- .254
- 本塁打
- 5
- 打点
- 47
- 盗塁
- 67
ルーキーで盗塁王に輝いたスピードスター
ドミニカ共和国出身で、2015年に国際フリーエージェントでロイヤルズと契約。2016年にロイヤルズ傘下のドミニカンリーグでプロデビューし、2017年にはロイヤルズ傘下のアリゾナリーグでプレー。
同年7月にトレードでパドレスへと移籍すると、2022年7月12日のロッキーズ戦でMLBデビューを飾る。その後、同年8月1日にジョシュ・ヘイダーとの1対4のトレードでブルワーズに移籍。なお、この年はマイナーリーグで85盗塁をマークし、マイナーの盗塁王になった。
そして、2022年12月にブルワーズ、アスレチックス、そしてブレーブスによる三角トレードでアスレチックスに移籍。2023シーズンは、チーム再建過程にあるアスレチックスで、開幕MLBロースター入りを果たすと、中堅手のレギュラーに定着。
最終的にフルシーズンをプレーしたルーキーイヤーは、途中、右肩亜脱臼により負傷者リスト入りするも、132試合に出場し、打率.254/出塁率.309/長打率.345、5本塁打、47打点、67盗塁をマークし、ア・リーグ盗塁王のタイトルを獲得するとともに、ア・リーグ新人最多盗塁記録を塗り替えた(それまでは1992年にケニー・ロフトンの記録した66盗塁が最多)。
類稀なる走力もさることながら、得点圏打率.365と勝負強いところも魅力となっており、指摘されがちなパワー不足についても、2023年は9月の月間成績を3本塁打、打率.305、長打率.492としており、将来的に強打者となり得るポテンシャルの片鱗をのぞかせた。
一方、2023年はMLB外野手ワーストのDRS(守備防御点)-20をマークしてしまうなど、粗悪な守備は大きな課題。また、走力を活かす上で、出塁率向上は至上命題となっており、三振率は悪くないながら、四球/三振比率の水準の低さをどう克服するかが、2024年以降にさらなる飛躍を遂げる上での鍵となるだろう。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算