ディラン・シース
ディラン・シース
Dylan Cease
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所属
サンディエゴ・パドレス
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ポジション
投手
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生年月日
1995年12月28日
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身長/体重
188cm/86kg
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投打
右投右打
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出身
ジョージア州
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プロ入り
2014年ドラフト6巡目
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年俸
800万ドル(約12億円)
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2023年成績
- 投球回
- 177.0
- 勝敗
- 7勝9敗
- 奪三振
- 214
- 防御率
- 4.58
伝家の宝刀スライダーを武器にするタフネス右腕
フォーシームは平均球速96.8マイル(155.8キロ)と球威があるものの、カーブ並みに曲がる被打率.128のスライダーを最も多投し、これにナックルカーブを加えた3球種が投球全体の96.9%を占める。
2022年までは古風な口髭がトレードマーク化しつつあったが、2023シーズンは顎鬚を伸ばしていた時期もあり、このスプリングトレーニングでも顎鬚を生やしたワイルドな風貌を見せている。
出身はジョージア州で、ヴァンダービルト大学進学後、2014年のドラフト6巡目でカブスに指名されプロ入り。2014年のドラフトでは、『MLB.com』により1巡目指名候補とされていたが、後に右肘内側側副靱の部分断裂が判明したことで、6巡目での指名となり、カブスと契約直後にトミー・ジョン手術を受けた。
2017年7月にトレードでホワイトソックスへ移籍後、2019年7月のタイガース戦でMLBデビューを果たす。以後、先発ローテーションの一角に定着し、2020年の短縮シーズンを経て臨んだ2021年には、初のフルシーズンで初の2桁勝利(13勝7敗)をマーク。
続く2022年は、リーグ3位タイとなる32試合に先発し、14勝8敗、防御率2.20(リーグ2位)、227奪三振(リーグ2位)、被打率.190(リーグ2位)と堂々たる成績を残したことに加え、シーズン中には1913年以来となる14先発試合連続自責点1以下(オープナーを除く)の快挙を達成したことなどから、シーズン後のサイ・ヤング賞投票ではア・リーグ2位に入った。
2023年は被打率が著しく上がったことで、防御率を4点台に悪化させたが、リーグ5位の214奪三振と、らしさも見せた。なお、2021年以降ではMLBトップの97試合に先発しており、2023年も先発登板はリーグ1位タイの33試合と、その耐久性の高さは健在である。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算