コービン・キャロル

コービン・キャロル

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コービン・キャロル

Corbin Carroll

  • 所属

    アリゾナ・ダイヤモンドバックス

  • ポジション

    外野手

  • 生年月日

    2000年8月21日

  • 身長/体重

    178cm/75kg

  • 投打

    左投左打

  • 出身

    ワシントン州

  • プロ入り

    2019年ドラフト1巡目

  • 年俸

    300万ドル(約4.5億円)

  • 主なタイトル・表彰

    新人王(2023年)

  • 2023年成績

    打率
    .285
    本塁打
    25
    打点
    76
    盗塁
    54

走攻守が高い次元でそろった次代のスター候補

身長178cmと小柄ながら、トップクラスの走力に加え、長打力も魅力の1つ。外野は全ポジションでプレーできる。ワシントン州シアトル出身で、マリナーズのレジェンドであるイチローは憧れの存在。

母親が台湾出身で、自身もアジアにルーツを持つ台湾系アメリカ人。出身校であるレイクサイド高校の卒業生には、マイクロソフトの創始者ビル・ゲイツや、1960年代のテレビシリーズで初代バットマンを演じたアダム・ウエストがいる。

高校卒業後は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で大学野球をプレーする予定だったが、2019年のドラフト1巡目でダイヤモンドバックスに指名されプロ入りを決断。新型コロナウイルスのパンデミックにより、マイナーリーグの開催されなかった2020年を経て臨んだ2021年は、肩の負傷とその後の手術により、マイナーで数試合の出場に留まった。

しかし、続く2022年は8月29日のフィリーズ戦でMLBデビューを果たすと、9月7日のパドレス戦ではダルビッシュ有からMLB初本塁打を放つなど、32試合の出場で、打率.260/出塁率.330/長打率.500、.830 OPSをマークし、大器の片鱗を見せつける。

迎えた2023年は開幕から外野手のスタメンに定着し、夏場にはオールスターゲーム初選出を果たすと、最終的にレギュラーシーズンは155試合に出場し、スラッシュライン.285/.362/.506、.868 OPS(ナ・リーグ9位)、30二塁打、10三塁打(同1位)、25本塁打、76打点、54盗塁(同2位)と、シーズンを通して出色のパフォーマンスを見せ、チームのプレーオフ進出に貢献。

ポストシーズンでも存在感を発揮し、リーグ優勝を遂げるも、ワールドシリーズでは涙を飲む。それでも、シーズン終了後には満票でナ・リーグ新人王を獲得。なお、アジア系アメリカ人による新人王獲得は、MLB史上初の快挙だった。

言うまでもなく、ダイヤモンドバックスの人気選手であり、チェイスフィールドで行われる2024年の開幕シリーズでは、3月30日の第2戦でキャロルの新人王仕様ボブルヘッドが先着2万人限定で無料配布される。

※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算

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