バイロン・バクストン
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バイロン・バクストン
Byron Buxton
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所属
ミネソタ・ツインズ
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ポジション
外野手
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生年月日
1993年12月18日
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身長/体重
188cm/86kg
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投打
右投右打
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出身
ジョージア州
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プロ入り
2012年ドラフト1巡目
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年俸
1500万ドル(約23億円)
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主なタイトル・表彰
ゴールドグラブ賞(2017年)
優秀守備選手賞(2017年)
最優秀守備選手賞(2017年) -
2023年成績
- 打率
- .207
- 本塁打
- 17
- 打点
- 42
- 盗塁
- 9
ケガに悩まされ続けるガラスのスピードスター
類稀なる俊足に加え、長打力に強肩を兼ね備えており、ケガさえなければMLB屈指のスーパースター候補。当然のことながら守備範囲も広く、キャリア最多の29盗塁をマークした2017年には、ゴールドグラブ賞を受賞している。
高校時代から全米の注目選手だったバクストンは、当時『MLB.com』より、2012年MLBドラフトで最高の有望株と評価されると、同年のドラフトでは、1巡目全体2位でツインズに指名されてプロ入り。
マイナーリーグでは、常にトッププロスペクトとして注目されるなか、2015年6月にMLBデビューを果たす。2017年より、中堅手のレギュラーに定着し、同年は前述のゴールドグラブ賞に加え、フィールディングバイブル賞も受賞。プレーが荒削りな故か、冒頭の通りケガの多さは玉に瑕であり、2018年以降は規定打席に達したシーズンはなく、その辺が課題となっている。
とはいえ、61試合の出場に留まった2021年は、規定打席に達していないものの、打率.306、19本塁打で、1.005 OPSをマーク。これはリーグトップだったブラディミール・ゲレーロJr.をも凌ぐ数字だった。
2021年12月に、7年1億ドル(当時約115億円)で球団との契約延長に合意して臨んだ2022年は、8月途中まで順調なプレーを続け、出場92試合で、打率.224ながら、.832 OPS、28本塁打、51打点と生産力の高さをアピールするも、その後、負傷者リスト入りすると、シーズン中の復帰は叶わず、またもケガへの耐性の低さを露呈することになった。
指名打者としてプレーした、続く2023シーズンも85試合の出場に留まったが、再び中堅手としてのプレーが濃厚な2024シーズンを前にしたスプリングトレーニングでは、「痛みはなくなった。100%の状態で、とてもハッピー」、「(ケガの)痛みは成長の糧になった」と、再起を誓っている。
なお、このシーズンオフには、『MLB.com』の選ぶ現役中堅手トップ10の第7位に選出されており、依然として高い評価を得ている。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算