ザック・ギャレン

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ザック・ギャレン
Zachary Gallen
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所属
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
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ポジション
投手
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生年月日
1995年8月3日
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身長/体重
188cm/87kg
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投打
右投右打
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出身
ニュージャージー州
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年俸
1350万ドル(約20.3億円)
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2024年成績
- 投球回
- 148.0
- 勝敗
- 14勝6敗
- 奪三振
- 156
- 防御率
- 3.65
MLB最高右腕へと成長を遂げたメガネの貴公子
制球力が高く、投球の約半分を占める平均93.6マイル(150.6キロ)のフォーシームを軸に、一級品のナックルカーブとチェンジアップ、さらにはカッターとスライダーを交え、効率的に試合を作るイニングイーター。
与四球率の低さはピカイチで、2023年はリーグ3位の220奪三振をマークしつつ、9回あたりの与四球数と奪三振/与四球比率でそれぞれリーグ5位の数字を叩き出した。 出身はニュージャージー州で、隣接するペンシルベニア州フィラデルフィアにあるシチズンズバンクパークパークの近くで育つも、子供の頃からカージナルスファン。
それでも、2008年にフィリーズがワールドシリーズ制覇を遂げた際は、学校を休んで優勝パレードを見に行きたいと母親に掛け合うが、「フィリーズファンじゃないから駄目」と敢えなく希望は却下された。
2016年のMLBドラフト3巡目で憧れのカージナルスから指名されプロ入り。しかし、カージナルスでのメジャー登板はなく、2017年12月にトレードでマーリンズへ移籍。ちなみに、この際のトレードでは後のサイ・ヤング賞投手であるサンディ・アルカンタラも一緒にマーリンズへ移籍している。
その後、2019年6月20日のカージナルス戦でMLBデビューとなり、何かとカージナルスと縁がある。結局、マイアミでは7試合に先発し、防御率2.72という数字を残した後、同年7月31日にトレードでダイヤモンドバックスへ移籍する。
アリゾナでも着実に力をつけるなか、2022年に先発31試合で12勝4敗、防御率2.54をマークし、遂にブレークを果たす。
初めてオールスターゲーム選出された2023年は、キャリアハイの34試合に先発(ナ・リーグ2位)し、201イニング(同2位)を投げ、17勝(同2位)9敗、防御率3.47、220奪三振(同3位)と充実のシーズンを送り、チームのプレーオフ進出に貢献。
ワールドシリーズで敗退したポストシーズンは2勝3敗、防御率4.54と悔しい結果となるも、シーズン後のサイ・ヤング賞投票で3位に入った。
続く、2024年は右ハムストリングの負傷により、1ヶ月ほどの戦線離脱を余儀なくされたことから、28試合の先発で投球回は148イニングと、3季ぶりに規定投球回達成は逃した。
しかし、防御率3.65、14勝6敗の成績を残し、2025年1月に1年1350万ドルで球団と合意して年俸調停を回避した。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算