菊池雄星

菊池雄星

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菊池 雄星

Yusei Kikuchi

  • 所属

    トロント・ブルージェイズ

  • ポジション

    投手

  • 生年月日

    1991年6月17日

  • 身長/体重

    183cm/100kg

  • 投打

    左投左打

  • 出身

    岩手県

  • プロ入り

    2009年NPBドラフト1位

  • 年俸

    1000万ドル(約15億円)

  • 2023年成績

    投球回
    167.2
    勝敗
    11勝6敗
    奪三振
    181
    防御率
    3.86

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昨季は2桁勝利。MLBキャリア最高のシーズンを送った本格派左腕

2019年1月、4年契約でマリナーズに入団した本格派左腕。同年3月に東京開催の公式戦でMLBデビューを果たすと、10奪三振とした5月のインディアンス戦で、デビューから先発8試合以内で2桁奪三振を記録した球団史上7人目の選手となるなど、実力の片鱗を覗かせた。

しかし、その後はMLBへの適応に苦しみ、1年目は6勝11敗、防御率5.46と納得の数字を残すことはできず、被本塁打はリーグワースト2位の36、被安打は同5位の165と打ち込まれるほろ苦いデビューシーズンとなった。

2020シーズン開幕前は、投球の軸となるストレートとスライダーの球速が増し、改良したチェンジアップも上々の仕上がりを見せていたことから期待されたが、異例の短縮シーズンとなる中、9試合に先発登板し、2勝4敗、防御率5.17と、躍進を遂げるには至らなかった。

しかし、新たにカットボールを習得したことに加え、先発した4試合で6イニング以上投げ、さらにこの年に地区優勝したアスレチックス相手に、計12回を投げて自責点ゼロに抑えるなど、着実に進歩しているところも示した。

真価が問われた3年目の2021年は、シーズン前半こそ、6試合連続クオリティスタートを達成するなど躍動し、自身初となるMLBでのオールスター選出(オールスターゲーム自体は欠場)を果たすも、オールスターブレーク後は急失速。結局、シーズン終了後にFAとなり、2022年3月にブルージェイズと3年総額3600万ドル(当時(約41億円)で契約した。

移籍初年度の2022年は、シーズン途中でブルペンへ回る難しい1年となるなか、先発試合数は短縮シーズンの2020年を除くと、MLB自己最少の20試合に留まり、6勝7敗1セーブ、防御率5.19の数字を残した。

しかし、先発ローテーション5番手という立ち位置で開幕を迎えた2023年は、結果的にキャリア最高のシーズンになった。シーズンを通して安定したパフォーマンスを発揮し、先発ローテーションの4番手として、32試合に先発登板して、167回2/3を投げ、11勝6敗、防御率3.86、181奪三振と堂々たる成績を残し、MLBでは自身初の2桁勝利数をマークするとともに、チームのポストシーズン進出に貢献した。

※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算

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