ダルビッシュ有
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ダルビッシュ有
Yu darvish
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所属
サンディエゴ・パドレス
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ポジション
投手
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生年月日
1986年8月16日
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身長/体重
196cm/99kg
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投打
右投右打
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出身
大阪府
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プロ入り
2004年NPBドラフト1位
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年俸
1500万ドル(約23億円)
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主なタイトル・表彰
最多勝利:1回(2020年)
最多奪三振:1回(2013年) -
2023年成績
- 投球回
- 136.1
- 勝敗
- 8勝10敗
- 奪三振
- 141
- 防御率
- 4.56
多彩な変化球を操る、日本が誇るMLB屈指の右腕
年々球種を増やしており、2020年には新球種のスプリーム(スプリットとツーシームの中間)をレパートリーに加えたことで、実戦で使用する球種は11種類(フォーシーム、ツーシーム、スライダー、2種類のカットボール、スプリット、カーブ、スローカーブ、ナックルカーブ、チェンジアップ、スプリーム)に及び、それらを自在に操る予測不可能な投球で三振の山を築く。
2012年にレンジャーズでMLBデビューを飾ると、2年目の2013年は277奪三振で奪三振王に輝き、サイヤング賞投票で2位に入った。その後、2015年にトミー・ジョン手術を受けて長期離脱し、2018年にも右上腕と肘を痛めるなど、幾度のケガに悩まされるも、カブス入団2年目の2019シーズン後半に本来の調子を取り戻して完全復活を遂げる。
短縮シーズンとなった2020年も、無双レベルのパフォーマンスを持続させ、12試合に先発し、8勝3敗、防御率2.01(リーグ2位)、93奪三振(リーグ4位)と圧巻の成績で、日本人初となる最多勝のタイトルを獲得し、サイヤング賞投票で再び2位に入った。
2021年オフに、打倒ドジャースの旗頭として鳴り物入りでトレードにより入団したパドレスでは、初年度こそシーズン後半に失速し、2桁敗戦に防御率4点台を記録するなど、不本意なシーズンを送る。
しかし、2022年は16勝(リーグ3位タイ)、クオリティスタート25回(リーグ1位)、WHIP 0.95(リーグ2位)、奪三振/与四球比率5.32(リーグ2位)と、エースとしてシーズンを通じて抜群の安定感を見せ、チームのポストシーズン進出を牽引。プレーオフでも先発ローテーションの中心として、チームのリーグチャンピオンシップシリーズ進出に大きく貢献した。
2023年は2月にパドレスと事実上の生涯契約となる6年総額1億800万ドル(当時約234億円)で契約延長に合意すると、春先の『WBC』に侍ジャパンのエース、そして精神的支柱として参戦。2009年以来となる、自身2度目の『WBC』制覇を果たした。
2024シーズンは、大谷翔平が同地区ライバルのドジャースに移籍したことで、侍ジャパンを『WBC』制覇に導いた中心選手2人による直接対決の機会が激増することになった。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算