ダルビッシュ有

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ダルビッシュ有
Yu darvish
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所属
サンディエゴ・パドレス
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ポジション
投手
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生年月日
1986年8月16日
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身長/体重
196cm/99kg
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投打
右投右打
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出身
大阪府
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年俸
2100万ドル(約31.5億円)
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主なタイトル・表彰
最多勝利:1回(2020年)
最多奪三振:1回(2013年) -
2024年成績
- 投球回
- 81.2
- 勝敗
- 7勝3敗
- 奪三振
- 78
- 防御率
- 3.31
11種類のボールを操る日本が誇るMLB屈指の右腕
年々球種を増やしており、2020年には新球種のスプリーム(スプリットとツーシームの中間)をレパートリーに加える。
実戦で使用する球種は11種類(フォーシーム、ツーシーム、スライダー、2種類のカットボール、スプリット、カーブ、スローカーブ、ナックルカーブ、チェンジアップ、スプリーム)で、それらを自在に操る予測不可能な投球で三振の山を築く。
2012年にレンジャーズでMLBデビューを飾ると、2年目の2013年は277奪三振で奪三振王に輝き、サイヤング賞投票で2位に入った。
その後、2015年にトミー・ジョン手術を受けて長期離脱し、2018年にも右上腕と肘を痛めるなど、幾度のケガに悩まされるも、カブス入団2年目の2019年シーズン後半に、本来の調子を取り戻して完全復活を遂げ。
短縮シーズンとなった2020年も、無双レベルのパフォーマンスを持続させ、12試合に先発し、8勝3敗、防御率2.01(リーグ2位)、93奪三振(リーグ4位)と圧巻の成績で、日本人初となる最多勝のタイトルを獲得し、サイヤング賞投票で再び2位に入った。
2021年オフに打倒ドジャースの旗頭として、鳴り物入りでトレードで入団したパドレスでは、初年度こそシーズン後半に失速し、2桁敗戦に防御率4点台を記録するなど、不本意なシーズンを送った。
それでも2022年は、16勝(リーグ3位タイ)、クオリティ・スタート25回(同1位)、WHIP 0.95(同2位)、奪三振/与四球比率5.32(同2位)と、エースとしてシーズンを通じて抜群の安定感を見せ、チームのポストシーズン進出を牽引。
プレーオフでも、先発ローテーションの中心として、チームのリーグチャンピオンシップシリーズ進出に大きく貢献した。
2023年は2月にパドレスと事実上の生涯契約となる6年総額1億800万ドルで契約延長に合意すると、春先のWBCに侍ジャパンのエース兼精神的支柱として参戦。2009年以来となる、自身2度目のWBC制覇を果たした。
ドジャースに移籍した大谷翔平とのナ・リーグ西地区対決が注目された2024年シーズンは、5月20日に日米通算200勝を達成すると、途中離脱の影響で16試合の先発に留まる。
しかし、防御率3.31、7勝3敗、被打率.220、WHIP 1.07とハイクオリティは維持。ポストシーズンでは、デイビジョンシリーズで、ドジャース相手に2試合に先発。13.2回を投げて3失点と快投し、存在感を示した。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算