ヤンディ・ディアス

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ヤンディ・ディアス
Yandy Diaz
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所属
タンパベイ・レイズ
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ポジション
内野手
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生年月日
1991年8月8日
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身長/体重
188cm/98kg
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投打
右投右打
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出身
キューバ
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年俸
1000万ドル(約15億円)
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主なタイトル・表彰
首位打者(2023年)
シルバースラッガー賞(2023年) -
2024年成績
- 打率
- .281
- 本塁打
- 14
- 打点
- 65
- 盗塁
- 0
高いコンタクト能力と選球眼が武器
キューバ出身で、母国リーグでのプレーを経て、2013年にドミニカ共和国へ亡命した後、クリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ)と契約してプロ入り。
招待選手だった2017年のスプリングトレーニングで、5割近い打率と1.252 OPSをマークし、そのままMLBロースター入りを果たすと、4月3日の開幕戦にスタメン出場し、メジャーデビューを飾る。
その後、2018年12月にインディアンス、レイズ、そしてマリナーズの三角トレードでレイズに移籍。短縮シーズンとなった2020年は、負傷の影響で37試合の出場に留まるも、打率.307をマークし、ポストシーズンではリーグ優勝チームの一員に。
2021年以降は一塁手兼三塁手のレギュラーとして定着し、一貫してシーズン130試合以上に出場しており、2022年にはレギュラーシーズンに打率.296/出塁率.401/長打率.423、.824 OPSと高水準の成績を残し、2023年1月に球団と3年2400万ドルの契約延長で合意。
迎えた2023年はさらに飛躍を遂げるシーズンとなり、初めてオールスターゲーム選出を果たすと、最終的には打率.330/出塁率.410/長打率.522(ア・リーグ1位/同2位/同4位)、.932 OPS(同3位)、35二塁打、22本塁打、78打点をマーク。
見た目通りのパワーも発揮し、キャリア初のシーズン20本塁打越えで、首位打者のタイトルに輝くとともに、自身初のシルバースラッガー賞を獲得した。
また、同年は中長距離打者的なスタッツを叩き出しながらも、三振率(の低さ)、四球率、そして四球/三振比率の全てでリーグトップ12入りを果たしており、打席での規律維持と、長打力アップを両立させていることを示した。
2024年シーズンはチームで唯一の規定打席を達成するも、打率.281、14本塁打、65打点とスケールダウン。それでも2025年を迎えるにあたり『MLB.com』の発表した、ポジション別トップ10プレーヤーの一塁手部門で5位に選出されるなど、依然として高い評価を得ている。
見た目はマッチョで、屈強な肉体の持ち主でありながら、幽霊を怖がる臆病な一面もある。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算