ブラディミール・ゲレーロ Jr.

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ブラディミール・ゲレーロ Jr.
Vladimir guerrero jr.
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所属
トロント・ブルージェイズ
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ポジション
内野手
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生年月日
1999年3月16日
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身長/体重
188cm/113kg
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投打
右投右打
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出身
カナダ
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年俸
2850万ドル(約42.8億円)
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主なタイトル・表彰
本塁打王:1回(2021年)
シルバースラッガー賞:1回(2021年)
ゴールドグラブ賞:1回(2022年)
ハンク・アーロン賞:1回(2021年) -
2024年成績
- 打率
- .323
- 本塁打
- 30
- 打点
- 103
- 盗塁
- 2
殿堂入りした父を追うた若きスーパースター
MLB史上有数のスーパースター選手の息子にして、20代前半で早くもトッププレーヤーの仲間入りを果たした若きスーパースター。
常に名前を受け継いだ偉大なる父、ブラディミール・ゲレーロ・シニアと比較されるも、2015年にブルージェイズとFA契約してプロ入りすると、マイナー時代からメキメキ頭角を表し、2019年4月に、21歳でメジャーデビューした父より早い、20歳でメジャーデビューを遂げた。
さらに同年5月には球団史上最年少での、初ホームラン、1試合における複数本塁打、リーグ週間MVPを記録すると、夏場には史上最年少でオールスターゲームのホームランダービーに選出され、史上最多の91発を放って優勝をかっさらって見せた。
そして、短縮シーズンとなった2020年を経て、再びフルシーズンとなった2021年は、二刀流スターの大谷翔平と熾烈な本塁打王争いを繰り広げ、初選出となったオールスターゲームでは本塁打を放ってMVPを獲得。
その後もシーズン終盤まで三冠王を狙えるペースを維持。結局、タイトルは本塁打王のみに留まるも、打率.311(リーグ3位)、48本塁打、111打点(リーグ5位)、OPS 1.002(リーグ首位)、123得点(リーグ首位)と、錚々たる数字の並ぶ出色のシーズンを送り、シーズンMVP投票では、大谷に次ぐ2位に入った。
2022年は打率.274、32本塁打(リーグ7位タイ)、97打点(リーグ5位タイ)と、前年と比較するとややスケールダウンするも、2年連続2度目のオールスターゲーム選出を果たすとともに、自身初となるゴールドグラブ賞を獲得。
メジャー通算16年で打率.318、2590安打、449本塁打、オールスターゲーム選出9回、シルバースラッガー賞8回などの記録を誇り、2018年に殿堂入りした父シニアの足跡を着々と辿っていることを示した。
しかし、2023年はドミニカ代表として出場を予定していたWBCを右膝のケガで出場辞退する幸先の良くないスタートを切る。結局、レギュラーシーズンは156試合の出場で、打率.264、26本塁打、OPS.789と、自身の水準からすると物足りない成績に終わる。
2024年は30本塁打と派手さはなかったものの、キャリアハイを更新する打率.323(リーグ2位)をマークしたほか、44二塁打(リーグ3位)、75長打(リーグ6位タイ)、出塁率.396(リーグ3位)、長打率.544(リーグ6位)、OPS 940(リーグ5位)と、リーグ屈指のスラッガーであることを証明。
2度目のシルバースラッガー賞を獲得すると、『MLB.com』による2025年版ポジション別トップ10プレーヤーの一塁手部門で、4位に選出された。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算