テオスカー・ヘルナンデス

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テオスカー・ヘルナンデス
Teoscar Hernandez
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所属
ロサンゼルス・ドジャース
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ポジション
外野手
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生年月日
1992年10月15日
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身長/体重
188cm/82kg
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投打
右投右打
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出身
ドミニカ共和国
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年俸
1331万ドル(約20億円)
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2024年成績
- 打率
- .272
- 本塁打
- 33
- 打点
- 99
- 盗塁
- 12
ハードヒット率と打球速度がトップクラスのスラッガー
トロント時代はブラディミール・ゲレーロJr.、ドジャース移籍後は大谷翔平といったスーパースターの影に隠れがちだったが、MLB通算200本塁打まで8本に迫った生粋のスラッガー。
ダグアウトを盛り上げる陽気なムードメーカーで、本塁打を放ったチームメイトにひまわりの種を浴びせるセレブレーションは、日本でもすっかりお馴染みとなったが、ニックネームの「Mr.シード」(種)はそこに由来する。
ドミニカ共和国出身で、2011年にアストロズと国際フリーエージェントで契約しプロ入りすると、同年のドミニカンサマーリーグでプロデビューを果たし、OPS.847をマークしてチームのMVPに選出される。
2012年以降はアメリカ本土にて、アストロズ傘下のマイナーリーグのチームにてプレー。2016年8月12日のブルージェイズ戦でMLBデビューを果たすと、その試合でフランシスコ・リリアーノから放った本塁打がメジャー初安打に。
すると、翌2017年に、そのリリアーノとのトレードで、青木宣親とともにブルージェイズへ移籍。トロントでは、移籍2年目の2018年に22本塁打、続く3年目に26本塁打と、着実に成長を遂げる。
コロナ禍により60試合の短縮シーズンとなった2020年には、50試合の出場で16本塁打、OPS.919をマークし、自身初のシルバースラッガー賞を獲得。
2021年には初めてオールスターゲーム選出を果たすと、最終的にはレギュラーズン143試合に出場し、打率.296、OPS.870、32本塁打、116打点をマークし、2年連続でシルバースラッガー賞に輝いた。
2023年シーズンはトレードで移籍したマリナーズでプレー。直後のオフシーズンにフリーエージェントとなると、1年総額2350万ドルでドジャースと契約し、活躍の場をナショナルリーグ西地区へと移す。
大谷、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンとリーグ最強打線を形成した2024年は、154試合に出場し、キャリアハイとなる33本塁打(ナ・リーグ6位)をマークするなど、打率.272/出塁率.339/長打率.501、OPS.840(同10位)、99打点(同7位)の成績でチームの地区優勝に貢献するとともに、3度目のシルバースラッガー賞を受賞。
また、2度目の選出となったオールスターゲームでは、ホームランダービーに出場し、優勝を果たす。ポストシーズンでも16試合の出場で、3本塁打、12打点と生産性を発揮して、ワールドシリーズ制覇も主要メンバーとなる。
そして、地元ドジャースタジアムで行われた優勝セレモニーでは、スピーチの際に感極まって涙しながらチーム愛を吐露。オフシーズンはチーム残量を切望した本人の意思通り、ドジャースと3年総額6600万ドルで再契約した。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算