スペンサー・ストライダー

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スペンサー・ストライダー
Spencer Strider
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所属
アトランタ・ブレーブス
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ポジション
投手
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生年月日
1998年10月28日
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身長/体重
183cm/89kg
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投打
右投右打
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出身
オハイオ州
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年俸
400万ドル(約6億円)
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主なタイトル・表彰
最多勝利(2023年)
最多奪三振(2023年) -
2024年成績
- 投球回
- 9.0
- 勝敗
- 0勝0敗
- 奪三振
- 12
- 防御率
- 7.00
シーズン序盤の復帰を目指す豪腕奪三振マシーン
フル稼働2シーズン目で、早くも強豪ブレーブスのエースに成長した。古風な口髭と、度を超えて発達した太腿の筋肉がトレードマークで、ニックネームは「Quadzilla(四頭筋怪獣)」。
100マイル(160.9キロ)越えのフォーシームと、変化の鋭いスライダーを武器に三振の山を築く。なお、レパートリーはほぼこの2球種のみで、他はごくたまにチェンジアップを投げる程度。2024年シーズンはカーブをレパートリーに加えると公言していた。
オハイオ州コロンバス出身で、2017年のMLBドラフト35巡目でインディアンス(現・ガーディアンズ)から指名されるも、この際はクレムゾン大学への進学を選択。
在学中の2019年に、トミー・ジョン手術を受けた後、2020年のMLBドラフト4巡目でブレーブスに指名されプロ入り。2021年10月1日のメッツ戦でMLBデビューを果たす。
2022年は先発ローテーションに定着し、20試合に先発して11勝5敗、防御率2.67、202奪三振とルーキー離れした数字をマーク。新人王投票では2位となり、惜しくも新人王獲得は逃すも、同年10月に6年総額7500万ドルで球団と契約延長に合意する。
迎えた2023年シーズンはさらなる飛躍を遂げる1年に。キャリア初のオールスターゲーム選出を果たしたほか、61イニングで100奪三振をマークし、MLB史上最速シーズン100奪三振を記録すると、123.1回で200奪三振の大台に乗せ、こちらもMLB最速記録を更新。
結局、レギュラーシーズンでは32試合に先発し、20勝(ナ・リーグ1位)5敗、防御率3.86、281奪三振(同1位)と圧巻の成績で最多勝と奪三振王の投手二冠に輝いた。なお、281奪三振は球団新記録。
しかし、2024年は初となる開幕投手の大役を果たすも、開幕2試合目となった4月5日のダイアモンドバックス戦で、右肘の不調を訴え降板すると、その後、右肘に手術を受けてシーズン終了となった。
2025年シーズンの開幕は難しいものの、シーズン序盤での先発ローテンション復帰が見込まれている。なお、2023年から背番号を99としたが、これは映画「メジャーリーグ」の主人公にちなんでいる。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算