大谷翔平
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大谷 翔平
Shohei Ohtani
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所属
ロサンゼルス・ドジャース
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ポジション
投手兼DH
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生年月日
1994年7月5日
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身長/体重
193cm/95kg
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投打
右投左打
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出身
岩手県
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プロ入り
2012年 NPBドラフト1位
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年俸
7000万ドル(約105億円)※ベースサラリー
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主なタイトル・表彰
最多本塁打(2023年)
シーズンMVP:2回(2021・23年)
新人王(2018年)
シルバースラッガー賞:2回(2021・23年)
エドガー・マルティネス賞:3回(2021~23年)
ハンク・アーロン賞(2023年) -
2023年成績
- 打率
- .304
- 本塁打
- 44
- 打点
- 95
- 盗塁
- 20
- 投球回
- 132.0
- 勝敗
- 10勝5敗
- 奪三振
- 167
- 防御率
- 3.14
今季は打撃に専念する唯一無二の二刀流スター
初めて二刀流としてフルシーズン本格稼働した2021年は、個人によるMLB史上最高のシーズンと評される圧巻のパフォーマンスで、全米のベースボールファンを虜にし、アメリカン・リーグのシーズンMVPを獲得した唯一無二の二刀流スター。さらに2022年はMLB史上初となる、投打での規定回達成を成し遂げており、その野球選手としての物凄さは、もやは説明不要のレベルに達しつつある。
振り返ると、2018年のMLBデビューから規格外のプレーを見せ、100マイル(161キロ)越えの速球と、圧倒的飛距離の打撃による超人的活躍で、打者として打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁という成績を残す一方、投手としては10試合に登板し、4勝2敗、防御率3.31とし、MLB史上初となる同一シーズンでの「10登板、20本塁打、10盗塁」を達成し、アメリカン・リーグ新人王に輝く。
その後、同年10月にトミー・ジョン手術を受けたため、2019年は投手としてリハビリ調整ながら打者に専念。18本塁打で、2年連続2桁本塁打をマークするも、9月に左膝を手術し、シーズンを半ばで終了。
短縮シーズンとなった2020年は、開幕から二刀流でプレーするも、投手としては2試合に先発登板し、計1回2/3を投げて7失点とした後、右回内屈筋群損傷と診断され打者に専念。打者としての成績も低迷したままシーズンを終えた。
しかし、気力ともに充実して臨んだ2021年は、当時チームを率いた名将ジョー・マドン監督が大谷の起用法について、「これまでのルールに縛られない」と述べた通り、二刀流でフル稼働。
シーズン序盤から投打でハイパフォーマンスを持続させると、初選出となったオールスターゲームでは、MLB自体が大谷のため『従来のルールに縛られなかった』ことで、投打二刀流での球宴先発出場という史上初の快挙を成し遂げた。
最終的に、2021年は投手として23試合に先発登板。130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振と堂々たる成績を残しつつ、打者としては155試合に出場し、打率.257/出塁率.372/長打率.592、47本塁打(MLB3位)、8三塁打(MLB1位タイ)、100打点(ア・リーグ13位)、103得点(ア・リーグ8位)をマーク。この他、26盗塁も記録し、史上初となる1シーズン45本塁打以上、25盗塁以上、100打点以上、8三塁打を達成する歴史的なシーズンを送った。
そして自らハードルを上げて臨んだ2022年は、投手としてさらなる飛躍を見せ、28試合に先発登板し、166回を投げ、15勝(ア・リーグ4位タイ)9敗、防御率2.33(ア・リーグ4位)、219奪三振(ア・リーグ3位)、奪三振率11.87(ア・リーグ1位)、WHIP 1.01(ア・リーグ5位)と圧巻の成績を残し、サイ・ヤング賞投票で4位に入った。
また、打者としてはともにキャリアハイとなる160安打、30二塁打を記録し、さらにスラッシュライン.273/.354/.519、.875 OPS(ア・リーグ5位)、34本塁打(ア・リーグ4位)、95打点(ア・リーグ7位)をマークして、シーズン後のMVP投票で、ア・リーグ本塁打記録を塗り替えたアーロン・ジャッジに次ぐ2位に入った。
迎えた2023年は、侍ジャパン投打の柱として臨んだ『WBC』を制覇する最高のスタートを切る。しかも、決勝の最終回で当時エンジェルスのチームメイトだったマイク・トラウトを三振で打ち取って優勝を決めるという、劇的なエンディングになった。
勢いそのままにスタートしたレギュラーシーズンも圧倒的な二刀流パフォーマンスを披露。最終的に右肘の負傷により、9月初旬でのシーズン終了を強いられるも、投手として10勝5敗、防御率3.14、167奪三振、さらに打者として打率.304、1.066 OPS、44本塁打、95打点をマークし、日本人として初めて本塁打王に輝くとともに、2度目の満票MVPを獲得した。なお、満票での複数回MVP獲得はMLB史上初の快挙だった。
そんな歴史的なキャリアを引っさげて自由契約となったこのオフには、スポーツ史上最高額となる10年7億ドル(約1050億円)でドジャースと契約。打者に専念する2024年は、常勝軍団の主砲として、自身初のポストシーズン進出を見据えている。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算