ライアン・プレスリー

55
ライアン・プレスリー
Ryan Pressly
-
所属
シカゴ・カブス
-
ポジション
投手
-
生年月日
1988年12月15日
-
身長/体重
188cm/93kg
-
投打
右投右打
-
出身
テキサス州
-
年俸
850万ドル(約12.8億円)
-
2024年成績
- 投球回
- 56.2
- 勝敗
- 2勝3敗4セーブ25ホールド
- 奪三振
- 58
- 防御率
- 3.49
ブルペン一筋、カブスにやってきた守護神
2022年ワールドチャンピオンの守護神。フォーシームの平均球速は95マイル(152.9キロ)前後と、クローザーとして特筆すべき速さを誇るわけではないが、いずれも被打率1割台の高質なスライダーとカーブを決め球に、安定して試合を締めくくる。オールスターゲーム選出は2回。
テキサス州ダラス出身で、テキサス工科大学へ進学した後、2007年のMLBドラフト11巡目、全体354位でレッドソックスに指名されプロ入り。
2012年シーズン一杯までレッドソックス傘下でプレーし、同年12月にルール5ドラフトでツインズに指名され移籍すると、翌2013年シーズン4月にMLBデビューを果たす。
2018年7月にトレードでアストロズへ移籍すると、2019年にはブルペンの主力に定着。5月にMLB新記録となる40試合連続無失点を達成する。
結局、この年は中継ぎの柱としてMLBトップの31ホールドをマークした。短縮シーズンとなった2020年を経て、臨んだ2021年にフルタイムのクローザーとなると、この年は26セーブをマーク。
2022年シーズンは50試合に登板し、セーブ機会37で33セーブを記録し、防御率2.98をマーク。レギュラーシーズンの敵地ヤンキース戦では、クローザーとして継投ノーヒットノーランを完遂する。
ポストシーズンには10試合に登板し、11イニングを投げて無失点とし、6セーブを記録したほか、ワールドシリーズ第4戦では再び継投ノー・ノーを達成し、チームのワールドシリーズ制覇に貢献した。
なお、ワールドシリーズでの継投ノー・ノーは史上初であり、ノーヒットノーラン自体、ワールドシリーズではこれが史上2度目だった。
2023年は春先のWBCで、アメリカ代表の守護神として2セーブをマーク。レギュラーシーズンは3年ぶりに防御率を3点台とするも、65試合に登板し、31セーブを記録した。
2024年はジョシュ・ヘイダーの加入により、セットアッパーへの配置換えとなったが、本人はヘイダーの加入を歓迎し、「俺たちのブルペンは素晴らしいと思うし、リーグ最高のブルペンの1つだと思う」。
「俺はアウト3つを獲るために給料を貰っている。それが4回だろうが9回だろうが関係ないんだ。電話が鳴って、行けと言われれば、俺はその時に出て行くだけよ」と述べた通り、レギュラーシーズンは59試合の登板で25ホールド(4セーブ)をマーク。
2025年1月にトレードでカブスへ移籍し、今永昇太と鈴木誠也のチームメイトとなった。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算