佐々木朗希

100マイル（160.9キロ）越えのフォーシームにスプリットとスライダーを交えて三振の山を築くNPB屈指の先発右腕。

岩手県陸前高田市の出身で、日本人離れした豪速球により大船渡高校時代から注目を集めると、2019年のNPBドラフト会議を経て、千葉ロッテマリーンズに入団しプロ入り。

NPB時代は、2022年4月のオリックス戦でNPB新記録となる13者連続奪三振、さらにはNPB史上最多タイ記録となる1試合19奪三振をマークする。

さらに史上最年少での完全試合を達成するなど、4年という短いキャリアで、圧倒的なインパクトを残し、最終的に通算64試合の先発で、29勝15敗、防御率2.10、505奪三振という数字を残した。

また、国際舞台では2023年のWBCに日本代表の先発ローテーションの一角として出場し、マイアミのローンデポパークで行われた準決勝のメキシコ戦で先発している。

2024年シーズン終了後にポスティングシステムによるMLB挑戦が承認されると、多数のメジャー球団が獲得に乗り出すなか、2025年1月にドジャースと契約金650万ドルでマイナー契約を結んだ。

現地での注目度は高く、まだMLBでは1球も投じていないながら、『MLB.com』による、2025年版の現役トップ100プレーヤーで100位にランクインしている。

また、ウェブサイト『FanGraphs』では、2025年レギュラーシーズンの予想成績を先発24試合で、投球回数139イニング、10勝6敗、防御率3.30、179奪三振、奪三振率11.63、与四球率2.83、K／BB（奪三振と与四球の比率）4.11、WHIP 1.11、被打率.214としている。

※データは2025年3月1日時点
※1ドル＝150円で換算