ラファエル・デバース

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ラファエル・デバース
Rafael Devers
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所属
ボストン・レッドソックス
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ポジション
内野手
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生年月日
1996年10月24日
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身長/体重
183cm/109kg
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投打
右投左打
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出身
ドミニカ共和国
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年俸
2700万ドル(約40.5億円)
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主なタイトル・表彰
シルバースラッガー賞:1回(2021年)
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2024年成績
- 打率
- .272
- 本塁打
- 28
- 打点
- 83
- 盗塁
- 3
進化を続けるドミニカが産んだ本格派三塁手
打者としては、メジャートップクラスのコンタクト技術の持ち主で、全方向へ打球を飛ばせつつ、長打力も併せ持つ。失策の多さから守備を課題としてきたが、2021年はキャリアベストの守備率をマークし、オールMLBセカンドチームの三塁手に選出された。
16歳で国際プロスペクトのトップ50に名を連ねていたデバースは、2013年にアマチュアFAでレッドソックスと契約し、プロ入り。
2017年7月にメジャーデビューを果たすと、ポストシーズンではチャンピオンシップシリーズに本塁打を放ち、球団史上最年少でポストシーズンに本塁打を放った選手となった。また、21歳の誕生日を前にMLBのプレーオフで本塁打を放ったのも、デバースが史上6人目の快挙だった。
続く、2018年はスタメン三塁手としてワールドシリーズ制覇を経験すると、2019年には156試合に出場し、打率.311、32本塁打、リーグトップの54本塁打、115打点、.916 OPSをマークし、エリート選手の仲間入りを果たした。
短縮シーズンとなった2020年を経て臨んだ2021年も、156試合に出場し、打率.279、38本塁打、113打点と高水準の数字を並べ、チームの主軸としてポストシーズン進出に大きく貢献。
アストロズとのアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ第2戦では、チームメイトのJD.マルティネスとデバースが揃って満塁弾を放ったことから、レッドソックスはMLB史上初めてプレーオフの同一試合で2本の満塁本塁打を放ったチームとなった。また、2021年シーズンオフには、自身初となるシルバースラッガー賞を獲得した。
2年連続でのオールスターゲーム選出を果たした2022年は、141試合に出場し、打率.295、.879 OPS(リーグ4位)、42二塁打(リーグ4位)、27本塁打、88打点をマーク。契約最終年だった2023年シーズンを控えたこのオフの今年1月には、レッドソックスと10年総額3億1350万ドルで契約延長に合意した。
2023年は春先のWBCでドミニカ共和国代表としてプレーすると、レギュラーシーズンではチームとしてのプレーオフ進出は逃すも、個人としてはいすれもチームトップの33本塁打、100打点をマークし、存在感を示す。
続く、2024年シーズンも138試合の出場ながら規定はクリアし、主砲としてチームトップの28本塁打、83打点に加え、ア・リーグ9位のOPS.870マーク。守備での貢献度の高さもあり、『MLB.com』の発表した、2025年版ポジション別トップ10プレーヤーの三塁手部門で2位に選出された。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算