ポール・スキーンズ

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ポール・スキーンズ
Paul Skenes
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所属
ピッツバーグ・パイレーツ
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ポジション
投手
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生年月日
2002年5月29日
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身長/体重
198cm/107kg
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投打
右投右打
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出身
カルフォルニア州
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年俸
80万ドル(約1.2億円)
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2024年成績
- 投球回
- 80万ドル(約1.2億円)
- 勝敗
- 11勝3敗
- 奪三振
- 170
- 防御率
- 1.96
2024年に衝撃デビューを飾った怪物右腕
近い将来のサイ・ヤング賞受賞が確実視される逸材。平均98.8マイル(159キロ)に達するフォーシームと、平均94マイル(151.2キロ)のシンカーを軸に、カーブとスイーパーをメインとする変化球を織り交ぜ、打者を圧倒するタイプの剛腕先発投手。中でもシンカーのランバリュー(投球得点価値)はMLBトップクラス。
2024年6月5日にMLBデビュー5試合目で大谷翔平と対戦した際は、第1打席で大谷を全球100マイル(160.9キロ)越えのフォーシームで3球三振に仕留めるも、第2打席ではその100マイル越えのフォーシームをバックスリーンへ叩き込まれる特大本塁打を浴び、話題となった。
カリフォルニア州の出身で、エルトロ高校から空軍士官学校へ進学後、2022年にルイジアナ州立大学へ転校。2023年は全米大学選手権を制覇した同校で、19試合に先発し、5完投2完封を含む13勝2敗、防御率1.69、209奪三振をマークし、大学野球の年間最優秀選手に贈られるディック・ハウザー・トロフィーを獲得。
また、同校が制覇した同年のカレッジワールドシリーズでは、2試合に先発し、1勝0敗、防御率1.15、21奪三振の成績で、最優秀選手に選出された。
輝かしい大学キャリアを引っ提げ、2023年のMLBドラフト1巡目全体1位でパイレーツに指名されプロ入りすると、2024年5月11日に行われた本拠地PNCパークでのカブス戦でMLBデビューを飾る。
結局、デビューイヤーは23試合の先発で、投球回数133回と規定投球回には達しなかったものの、負け越した最下位チームにあって、11勝3敗をマーク。
また、防御率1.96、170奪三振、被打率.198、WHIP 0.95、奪三振率11.50、K/BB(奪三振と与四球の比率)5.31と、衝撃的な成績を残し、ナショナルリーグ新人王を獲得するとともに、サイ・ヤング賞投票で3位に入った。
MLBキャリア2年目を迎え、シーズン半ばに23歳になる2025年は、シーズン開幕を前に『MLB.com』の発表した現役ポジション別トップ10プレーヤーの先発投手部門で4位に、同サイトによる現役トップ100プレーヤーでは15位に選出されるなど、最も注目すべき選手の1人となっている。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算