ポール・ゴールドシュミット

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ポール・ゴールドシュミット
Paul Goldschmidt
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所属
ニューヨーク・ヤンキース
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ポジション
内野手
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生年月日
1987年9月10日
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身長/体重
191cm/100kg
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投打
右投右打
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出身
デラウェア州
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年俸
1250万ドル(約18.8億円)
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主なタイトル・表彰
本塁打王:1回(2013年)
打点王:1回(2013年)
シーズンMVP:1回(2022年)
シルバースラッガー賞:5回(2013・15・17・18・22年)
ゴールドグラブ賞:4回(2013・15・17・21年)
ハンク・アーロン賞:2回(2013・22年) -
2024年成績
- 打率
- .245
- 本塁打
- 22
- 打点
- 65
- 盗塁
- 0
走攻守ともにトップレベルで人間性も超一流
6シーズン過ごしたカージナルスを後に、37歳でヤンキースへ移籍した、元ダイヤモンドバックスのフランチャイズ・ヒーロー。身体能力が高く、一塁手にしては珍しい「5ツールプレイヤー」。
2011年にダイヤモンドバックスからメジャーデビューを果たすと、2013年のメジャー3年目にブレイク。160試合に出場して、打率.302、36本塁打、125打点、15盗塁をマークすると、以来、オールスターゲームには、2013年から2018年の6年連続を含む7回選出され、ゴールドグラブ賞4度、シルバースラッガー賞には5度輝く。
2018年12月にトレードでカージナルスへ移籍。2019年3月には、カージナルスの球団史上最高額となる、5年総額1億3000万ドルで契約を延長した。
2022年はシーズン後半まで現実的に三冠王も狙えるパフォーマンスを維持。最終的には打率.317(リーグ3位)、35本塁打(同5位タイ)、115打点(同2位)、出塁率.404(同2位)、長打率.578(同1位)、OPS.981(同1位)と圧巻の成績を残し、シーズン終了後にはMVP投票で1位票を30票中22票獲得。自身初となるナショナルリーグのシーズンMVPに輝いた。
しかし、2023年シーズンはチームが下位に低迷するなか、チームトップの154試合には出場するも、25本塁打、80打点、OPS.810と、自身の水準からすると、やや成績を落とす。
契約最終年の2024年シーズンは、やはりチームトップとなる154試合の出場ながら、打率.245、22本塁打、OPS.716と、OPSはルーキーイヤーを含め、キャリア初の.800未満となった。
それでも、2025年を迎えるにあたり『MLB.com』の発表した、現役ポジション別トップ10プレーヤーの一塁手部門で10位にランクインするなど、その評価は高く、このオフには1年総額1250万ドルでヤンキースと契約し、MVPカルテットの一員となった。
フィールド外では、ダイヤモンドバックス時代からチャリティ活動にも勤しんでおり、2011年からフェニックスの小児救急病院に夫婦で足繁く通うと、あまりに頻繁に来るため病院側が「生涯来院パス」を発行。
さらに夫婦は基金を設立し、サポートを拡充した。他にも、家庭内暴力の被害者を支える団体、退役軍人の職業訓練、傷痍軍人の講座など、コミュニティに携わりながら数多くの支援活動を行っている。
また、ダイヤモンドバックスを離れる時は、地元の新聞広告一面に感謝の手紙を掲載。地元ファンに忠義を尽くし、感動を呼んだ。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算