ニック・カステヤノス

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ニック・カステヤノス
Nick Castellanos
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所属
フィラデルフィア・フィリーズ
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ポジション
外野手
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生年月日
1992年3月4日
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身長/体重
193cm/92kg
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投打
右投右打
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出身
フロリダ州
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年俸
2000万ドル(約30億円)
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主なタイトル・表彰
シルバースラッガー賞(2021年)
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2024年成績
- 打率
- .254
- 本塁打
- 23
- 打点
- 86
- 盗塁
- 6
全方向へ打球を飛ばせるパワーヒッター
その打撃センスの高さはメジャートップクラス。2010年のMLBドラフト1巡目でデトロイト・タイガースに指名され、プロ入りしたカステヤノスは、2013年にMLBデビューを果たす。
2014年シーズンから、タイガースの三塁手としてレギュラーに定着し、2018年からは右翼に活躍の場を移した。その後、2019年シーズン途中にトレードでカブスへ移籍し、そのシーズンオフにフリーエージェントとなると、2020年1月に4年6400万ドルでレッズに入団。
レッズでは同年に入団した秋山翔吾とチームメイトとなった。短縮シーズンとなった2020年は、キャリアワーストの打率.225とするも、2021年は、打率.309(リーグ4位)、34本塁打(同7位)、100打点(同6位)で、打率3割、30本塁打、100打点をクリア。
この他、38二塁打(同4位)、長打率.576(同3位)、OPS.939(同4位)と、多くのスタッツでナショナルリーグのトップ5入りを果たし、自身初のオールスターゲーム出場、シルバースラッガー賞も獲得するなど、充実したシーズンとなった。
同シーズンオフにオプトアウトの権利を行使し、フリーエージェントとなったことで、移籍市場での動向に注目が集まるなか、2022年3月にフィリーズと5年1億ドルで契約した。
しかし、ブライス・ハーパーやカイル・シュワーバーらと重量打線を形成するはずだった2022年は、チームがポストシーズン進出を果たすも、長打率が.389に急下降し、13本塁打と期待外れのシーズンに。
プレーオフでも、チームがワールドシリーズ進出を果たすなか、17試合に出場し、打率.185、OPS.478と、スランプを払拭することはできなかった。
それでも、ナショナルリーグ王者として臨んだ2023年シーズンは、チーム2位の157試合に出場し、キャリア平均に近い打率.272/出塁率.311/長打率.476、OPS.787、そして37二塁打、29本塁打、106打点をマークし、チームのプレーオフ進出に貢献。ポストシーズンでもチームトップタイの5本塁打を放つなど、存在感を発揮した。
続く、2024年は自身初となるレギュラーシーズン全162試合出場の皆勤を果たし、チームの地区優勝に貢献すると、ポストシーズンではディビジョンシリーズで敗退するも、自身は打率.412、OPS 1.059と大暴れした。
また、このオフシーズンは家族で日本を訪れ、各地を観光。SNSにこまめに動画や画像を投稿し、しばしば話題になった。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算