マイルズ・マイコラス

39
マイルズ・マイコラス
Miles Mikolas
-
所属
セントルイス・カージナルス
-
ポジション
投手
-
生年月日
1988年8月23日
-
身長/体重
193cm/104kg
-
投打
右投右打
-
出身
フロリダ州
-
年俸
1767万ドル(約26.5億円)
-
主なタイトル・表彰
最多勝:1回(2018年)
-
2024年成績
- 投球回
- 171.2
- 勝敗
- 10勝11敗
- 奪三振
- 122
- 防御率
- 5.35
日米『逆輸入』で成功したイニングイーター
かつて若かりし頃に生きたトカゲを食したことから『リザード・キング』(トカゲ王)の異名を誇る、日本でもお馴染みの右腕。
レパートリーには、球威のあるフォーシームとツーシーム、スライダー、さらにはキレのあるカーブが並ぶ。日米『逆輸入』成功例の1人である。
来日前はMLB合計3シーズン、登板37試合(うち先発10試合)で91.1回を投げ、4勝6敗だった。
それに対し、巨人での3シーズン(その間の成績は33勝13敗、防御率2.18)を経て、MLBに復帰した2018年からの6シーズン(2020年は全休)では、通算173試合(先発172試合)で登板し、1004.2回を投げ、60勝58敗とし、オールスターゲームに2度選出されている。
出身はフロリダ州ジュピターで、ノバ・サウスイースタン大学へ進学後、2009年のMLBドラフト7巡目でパドレスから指名されプロ入り。
2012年5月のマーリンズ戦でMLBデビューを果たすも、レンジャーズへ移籍した2014年シーズンへかけて目立った成績を残すことなく、活躍の場をNPBへ移す。 前述の通り、巨人での3シーズンを経て、2017年12月にカージナルスと契約すると、復帰1年目となった2018年シーズンにいきなり18勝を挙げ、ナ・リーグ最多勝投手となる。
2020年から2021年にかけては、ケガの影響でフル稼働できない状況が続くも、2022年は先発ローテーションの柱として、32試合に先発し、リーグ4位の202.1回を投げた。
8月9日のロッキーズ戦では、MLB史上初となる『3回未満の投球で、被安打14以上、自責点10以上』という不名誉な記録を残す場面はあったものの、最終的には12勝を挙げ、防御率3.29、WHIP 1.03(リーグ10位)と結果を残した。
2023年は春先のWBCでアメリカ代表に選出され、2試合に登板し、計6回を投げて1失点と役目を果たす。
迎えたレギュラーシーズンでは、チームがまさかの失速を見せ、自身も9勝13敗と負け越すも、ナ・リーグ1位の35試合に先発し、リーグ3位の201.1回を投げるイニングイーターぶりを発揮した。
チームと2年総額4000万ドルの契約延長に合意して迎えた2024年は、いずれもチームトップの32試合に先発し、171.2回を投げる。しかし、防御率5.35、10勝11敗とキャリア水準を下回る成績に。それでもクオリティ・スタートは、リーグ11位タイの15度を記録した。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算