マックス・シャーザー

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マックス・シャーザー
Max Scherzer
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所属
トロント・ブルージェイズ
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ポジション
投手
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生年月日
1984年7月27日
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身長/体重
191cm/98kg
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投打
右投右打
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出身
ミズーリ州
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年俸
1550万ドル(約23.3億円)
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主なタイトル・表彰
最多勝利:4回(2013・14・16・18年)
最多奪三振:3回(2016~18年)
サイ・ヤング賞:3回(2013・16・17年) -
2024年成績
- 投球回
- 43.1
- 勝敗
- 2勝4敗
- 奪三振
- 40
- 防御率
- 3.95
新天地で再起をかけるサイ・ヤング賞3回の『マッド・マックス』
サイヤング賞3度受賞、オールスターゲーム8度選出の偉大なるいぶし銀。現在40歳ながら、依然として世代を代表する投手の1人。
ジャスティン・バーランダーとの2枚看板で鳴らした2010年代前半のタイガース在籍時に、初めてサイヤング賞を獲得。ナショナルズ移籍初年の2015年には、無四球でのノーヒットノーランを2度達成し、翌2016年に2度目のサイヤング賞に輝いたことで、両リーグで同賞を受賞した史上6人目の選手となった。
『マッド・マックス』の愛称で知られ、サイドスローに近い独特なスリークォーターの投球フォームから、平均150キロ超のフォーシームと切れ味抜群のスライダー、チェンジアップに加えて、カーブやカットボールを操り、これまで前述のサイヤング賞3回に加え、最多奪三振のタイトルを3回、そして最多勝のタイトルを4回獲得している。
2021年途中までプレーしたワシントン・ナショナルズでは、2019年のワールドシリーズ制覇に貢献しており、同年夏にトレードで移籍したドジャースでも、ワールドシリーズ連覇を狙うチームの先発の核として獅子奮迅の活躍を見せた。
ワールドシリーズへの進出はならなかったものの、レギュラーシーズンでは計30試合に先発登板し、15勝4敗、防御率2.46(リーグ2位)、236奪三振(リーグ2位)、0.86 WHIP(リーグ首位)と、堂々たる成績を残した。
2021年12月に、3年総額1億3000万ドルの大型契約でニューヨーク・メッツに入団し、ジェイコブ・デグロムとの現役最強2枚看板を形成。
規定投球回には達しなかったものの、先発23試合で145。1回を投げ、11勝5敗、防御率2.29、173奪三振、WHIP 0.91をマークし、チームのポストシーズン進出に貢献。
さらに2022年には、デグロームがレンジャーズへと去る中、球団がバーランダーと契約したため、かつてのタイガース時代の2枚看板がニューヨークで揃い踏みすることとなった。
しかし、メッツの優勝争いが確実視されていた2022年は、蓋を開けてみれば、まさかの下位に低迷する事態となり、夏場のトレードでシャーザーはレンジャーズへと移籍(バーランダーはアストロズへ出戻り戻る形で移籍)。
シーズン前半はやや精彩を欠いていたシャーザーだったが、テキサスでは防御率や被打率を改善させると、負傷者リスト入りして迎えたポストシーズンでは、リーグチャンピオンシップシリーズから復帰して、ワールドシリーズを含め3試合に先発登板し、自身2度目の世界一に輝いた。
2023年12月に椎間板ヘルニアの手術を受け、2024年シーズンは6月下旬に復帰を果たすも、その後はコンディション不良などにより負傷者リスト入りを繰り返し、この年のレギュラーシーズンは9試合の先発に留まった。
2024年シーズン終了後FAとなり、2025年2月4日にブルージェイズと1年総額1550万ドルで契約した。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算