マックス・フリード
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マックス・フリード
Max Fried
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所属
アトランタ・ブレーブス
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ポジション
投手
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生年月日
1994年1月18日
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身長/体重
193cm/86kg
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投打
左投左打
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出身
カリフォルニア州
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プロ入り
2012年ドラフト1巡目
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年俸
1500万ドル(約23億円)
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主なタイトル・表彰
シルバースラッガー賞:1回(2021年)
ゴールドグラブ賞:3回(2020~22年) -
2023年成績
- 投球回
- 77.2
- 勝敗
- 8勝1敗
- 奪三振
- 80
- 防御率
- 2.55
ブレーブスの新たな黄金時代を牽引する大型左腕
マウンドからは身長193cmの体躯を活かした90マイル台後半のフォーシームと落差の大きい二種類のカーブを軸に、大きく変化する高速シンカーやチャンジアップなども交え、打者を困惑させる。
守備能力と打撃力にも定評があり、2020年から3年連続してゴールドグラブ賞を受賞し、ナショナル・リーグで投手が打撃を行った最後のシーズンとなった2021年はシルバースラッガー賞も獲得している。
なお、投手による同年のゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞のダブル受賞はMLB史上3人目の快挙であり、2022年よりナ・リーグでも指名打者制が導入されたため、フリードは最後のシルバースラッガー賞受賞投手となった。
2012年のドラフト1巡目でサンディエゴ・パドレスに指名され、高卒でプロ入りしたフリードは、2014年にトレードでブレーブスへ移籍。MLBデビューは2017年8月で、2019シーズンから先発ローテーションに定着すると、同年は防御率4.02、17勝6敗の成績を挙げ、一躍左のエースとして頭角を現す。さらに短縮シーズンとなった2020年は11試合に先発登板し、7勝0敗で勝率10割を達成。
2021年も防御率3.04、14勝7敗と好成績を残し、4年連続地区優勝を果たしたチームの先発ローテーションで中心的な役割を果たすと、ヒューストン・アストロズとのワールドシリーズでは優勝を決めた第6戦で先発し、6回無失点と圧巻のパフォーマンスでその存在感を見せつけた。
ワールドチャンピオンのエースとして臨んだ2022年は、30試合に先発し、14勝7敗、防御率2.48(リーグ3位)、与四球率1.55(リーグ2位)と、安定感に磨きをかけ、シーズン後のサイ・ヤング賞投票で2位に入った。また、この年は3年連続でゴールドグラブ賞を獲得したほか、初めてオールスターゲーム選出を果たしている。
2023年はシーズン途中にケガによる長期離脱を強いられるも、8月上旬に復帰すると、最終的に8勝1敗、防御率2.55の成績でチームの6年連続地区優勝に貢献した。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算