ルイス・アラエス

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ルイス・アラエス
Luis Arraez
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所属
サンディエゴ・パドレス
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ポジション
内野手
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生年月日
1997年4月9日
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身長/体重
178cm/79kg
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投打
右投左打
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出身
ベネズエラ
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年俸
1400万ドル(約21億円)
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主なタイトル・表彰
首位打者:2回(2022・23年)
シルバースラッガー賞:2回(2022・23年) -
2024年成績
- 打率
- .314
- 本塁打
- 4
- 打点
- 46
- 盗塁
- 9
3シーズン連続、別チームで首位打者を獲得した安打製造機
MLB屈指のコンタクト能力の持ち主で、フィールドの全方向へ安打を放つことから、愛称はシャワーを意味する『ラ・レガデラ』。
ヘッドスピードが速く、選球眼に優れていることから、空振りが極めて少なく、三振率は2022年から3年連続でリーグ1位の低さで、2024年は637打数に対して、喫した三振は僅か29のみだった。
指名打者として出場することも多いが、内野全ポジションに加え、左翼手としてもプレーできるマルチロール。本職は二塁手で、2023年は二塁を定位置としたが、2022年は一塁を守ることが多く、同年はユーティリティ部門でシルバースラッガー賞に輝いている。
出身はベネズエラで、2013年に16歳で国際フリーエージェントとしてツインズと契約しプロ入り。2019年5月のマリナーズ戦でMLBデビューを果たすと、同年は出場92試合ながら、打率.334をマークし、新人王投票で6位に入る。
短縮シーズンとなった2020年は、32試合の出場で打率.321をマークすると、初めてのフルシーズンとなった2021年は、打率.294と3割を切る。
自身初のオールスターゲーム選出を果たした2022年は、144試合に出場し、打率.316をマークして、ア・リーグ首位打者のタイトルを獲得。2023年1月にトレードでマーリンズへ移籍。2月には年俸調停に勝利し、610万ドルでマーリンズと契約した。
そして、迎えたレギュラーシーズンは開幕から安打を量産し、4月11日のフィリーズ戦ではサイクルヒットを達成。5月上旬の時点で打率4割台をキープする。
その後、2年連続でのオールスターゲーム選出を果たすと、最終的にはキャリアハイの147試合に出場し、打率.354をマークしてナ・リーグ首位打者のタイトルを獲得。シルバースラッガー賞も2年連続で獲得した。
なお、両リーグでの首位打者獲得は、近代MLBではDJ・ルメイユ(ヤンキース)以来2人目であり、2年連続して両リーグでの首位打者は史上初の快挙だった。
続く2024年は5月にトレードでパドレスへ移籍。150試合の出場で打率.314をマークし、大谷翔平(打率.310)の打撃三冠を阻む形で3年連続首位打者のタイトルを獲得。MLB史上初めて3年連続別チームで首位打者のタイトルを獲得した選手となった。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算