ラーズ・ヌートバー

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ラーズ・ヌートバー
Lars Nootbaar
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所属
セントルイス・カージナルス
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ポジション
外野手
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生年月日
1997年9月8日
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身長/体重
190cm/95kg
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投打
右投左打
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出身
カルフォルニア州
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2024年成績
- 打率
- .244
- 本塁打
- 12
- 打点
- 45
- 盗塁
- 7
2025年に飛躍を誓う侍ジャパン戦士
国籍はアメリカながら、母親が日本人のため、日本代表として2023年のWBCへ出場したアメリカ生まれの侍ジャパン第1号。ミドルネームの『タツジ』は母方の祖父に由来。母親の影響で、幼少期は大の甲子園ファン。
高校時代は野球と、アメリカンフットボールの二足の草鞋を履き、野球でリーグのMVPに3度、アメリカンフットボールでは花形ポジションであるクォーターバックとして2度MVPに輝く。
大学は南カリフォルニア大学へ進学し、スポーツは野球に専念。2018年のMLBドラフト8巡目でカージナルスに指名され、プロ入りした。
MLBデビューは2021年6月のタイガース戦。2022年は準主力として108試合に出場し、打率.228/出塁率.340/長打率.448、16二塁打、14本塁打、40打点をマーク。
守備は外野の全ポジションをこなすことができ、2022年シーズンは主に右翼で起用されたが、2023年のWBCでは侍ジャパンの中堅手としてプレーし、打席ではリードオフマンとして日本の大会制覇に貢献。
闘志溢れるプレーと、朗らかな人柄で一躍人気者となり、チームに持ち込んだ『ペッパーグラインダー』は、日本で『ペッパーミルパフォーマンス』としてブームになった。
迎えた2023年シーズンは、主に中堅として起用され、前年を上回る117試合に出場し、打率.261、23二塁打、14本塁打、46打点と、しっかりと成長曲線を描いて見せた。
さらなる飛躍が期待された2024年シーズンは、109試合に出場に留まり、キャリア初の規定打席到達はならなかったことから、2025年シーズンを迎えるにあたり、本人はフルシーズン出場を抱負としていることを明らかにした。
なお、2024年はシーズンを通して類稀なる選球眼を見せ、チェースレート(ボール球をスイングする率)16.9%は、あのフアン・ソト(18.3%)をも凌ぐMLBトップの数字だった。
カージナルスファンからは絶大な人気を誇り、本拠地ブッシュスタジアムでは、ヌートバーの好プレーに対して「ヌーート」の声援が飛ぶ。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算