前田健太

前田健太

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前田 健太

Kenta Maeda

  • 所属

    デトロイト・タイガース

  • ポジション

    投手

  • 生年月日

    1988年4月11日

  • 身長/体重

    185cm/84kg

  • 投打

    右投右打

  • 出身

    大阪府

  • プロ入り

    2006年NPB高校生ドラフト1巡目

  • 年俸

    1400万ドル(約21億円)

  • 2023年成績

    登板回
    104.1
    勝敗
    6勝8敗
    奪三振
    117
    防御率
    4.23

トミー・ジョン手術からの復活を遂げたベテラン右腕

抜群の制球と、多様な投球レパートリーは現地でも評価が高く、得意とするスライダーはMLB屈指と評価されている。

2016年に広島カープから強豪ドジャースに入団し、MLBデビューを果たすと、その後の4年間では、レギュラーシーズンに計589イニングを投げて防御率3.87と結果を残し、昨年2月に大型トレードでツインズに移籍。ドジャースでは、チーム事情でポストシーズンが近づくと救援に回ることもあったが、ミネソタでは先発ローテーションの中核としてプレーした。

短縮シーズンとなった2020年は、11試合に先発し、66回2/3を投げ、6勝1敗、防御率2.70(MLBキャリアベスト)、80奪三振、0.75 WHIP(リーグ1位)、奪三振率32.3%(MLBキャリアハイ)、与四球率4%(MLBキャリアベスト)と、出色のパフォーマンスでチームの地区優勝に貢献し、サイヤング賞投票で2位に入った。

この活躍により、現地メディアに「過小評価されているが、彼はエース」と言わしめた前田は、2021年、遂にMLBキャリア初となる開幕投手を任されることになった。だが、8月下旬までに22試合に先発登板するも、防御率4.66、1.30 WHIP、被打率.258と苦しみ、負傷者リスト入り。最終的にはトミー・ジョン手術を受けることとなった。

2022年を全休し、迎えた2023年シーズンは、4月4日に591日ぶりの公式戦復帰を果す。4月は低調に終わり、その後、負傷者リスト入りするも、6月23日の復帰戦で678日ぶりの白星を挙げると、その後は高いパフォーマンスを持続させ、最終的には6勝8敗、防御率4.23、WHIP 1.17の成績で、先発ローテーションの一角としてチームの地区優勝に貢献した。

その後、自由契約となり、2023年11月にデトロイト・タイガースと2年総額2400万ドル(約36億円)で合意。直近7シーズン連続負け越しと、再建の途上にあるチームで、先発ローテーションの要としての役割が期待されている。

※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算

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