前田健太

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前田 健太
Kenta Maeda
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所属
デトロイト・タイガース
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ポジション
投手
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生年月日
1988年4月11日
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身長/体重
185cm/84kg
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投打
右投右打
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出身
大阪府
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プロ入り
2006年NPB高校生ドラフト1巡目
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年俸
1000万ドル(約15億円)
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2024年成績
- 投球回
- 112.1
- 勝敗
- 3勝7敗
- 奪三振
- 96
- 防御率
- 6.09
2024年の不調から復活に挑むベテラン右腕
抜群の制球と、多様な投球レパートリーは現地でも評価が高く、得意とするスライダーはメジャー屈指と評価されている。
2016年に広島カープから強豪ドジャースに入団。MLBでデビューを果たすと、ドジャースでの4年間では、レギュラーシーズンに計589イニングを投げて防御率3.87と結果を残し、昨年2月に大型トレードでツインズに移籍。
ドジャースでは、チーム事情でポストシーズンが近づくと救援に回ることもあったが、ミネソタでは先発ローテーションの中核としてプレー。
短縮シーズンとなった2020年は、11試合に先発し、66回2/3を投げ、6勝1敗、防御率2.70(MLBキャリアベスト)、80奪三振、0.75 WHIP(リーグ1位)、奪三振率32.3%(MLBキャリアハイ)、与四球率4%(MLBキャリアベスト)と、出色のパフォーマンスでチームの地区優勝に貢献し、サイヤング賞投票で2位に入った。
この活躍により、現地メディアに「過小評価されているが、彼はエース」と言わしめた前田は、2021年、遂にMLBキャリア初となる開幕投手を任されることに。
しかし、開幕投手となった2021年シーズンは、8月下旬までで22試合に先発登板するも、防御率4.66、1.30 WHIP、被打率.258と苦しむなか、負傷者リスト入りし、最終的にはトミー・ジョン手術を受けることとなった。
2022年を全休し、迎えた2023年シーズンは、4月4日に591日ぶりの公式戦復帰を果たすも4月は低調に終わり、その後、負傷者リスト入り。
だが、6月23日の復帰戦で678日ぶりの白星を挙げると、その後は高いパフォーマンスを持続させ、最終的には6勝8敗、防御率4.23、WHIP 1.17の成績で、先発ローテーションの一角としてチームの地区優勝に貢献した。
その後、自由契約となり、2023年11月にデトロイト・タイガースと2年総額2400万ドル(当時・約36億円)で合意。直近7シーズン連続負け越しと、再建の途上にあるチームで、先発ローテーションの要としての役割が期待された。
しかし、移籍初年度となった2024年は、まさかのMLBキャリアワーストとなる苦しいシーズンになった。プレーオフ進出を果たしたチームにあって、ベテラン右腕はシーズン途中にブルペンへ回るなど、登板は29試合ながら、先発は17試合に留まり、112回1/3を投げ、防御率6.09、3勝7敗の成績。
防御率、勝利数、被本塁打、奪三振率、被本塁打率、被打率、FIP、そしてWHIPと多くの項目でMLBキャリアワーストを更新してしまうシーズンとなった(被本塁打のみ自己ワーストタイ)。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算