フアン・ソト

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フアン・ソト
Juan Soto
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所属
ニューヨーク・メッツ
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ポジション
外野手
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生年月日
1998年10月25日
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身長/体重
188cm/102kg
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投打
左投左打
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出身
ドミニカ共和国
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年俸
6188万ドル(約92.8億円)
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主なタイトル・表彰
首位打者:1回(2020年)
シルバースラッガー賞:3回(2020~22年)
ベーブ・ルース賞:1回(2019年) -
2024年成績
- 打率
- .288
- 本塁打
- 41
- 打点
- 109
- 盗塁
- 7
MLB史上最高額で契約したメジャー屈指のスラッガー
次代の第1人者と目されるメジャー屈指のスラッガー。比類なきパワーに加え、優れた選球眼とカウントに関わらず全方向へ打ち分けられる高い打撃技術を持ち合わせており、出塁率と長打率の高さは、26歳にしてメジャー歴代最高レベル。
2015年、わずか16歳で国際フリーエージェントとしてナショナルズと契約しプロ入りすると、2018年にMLBデビューを飾る。この年、打率.292、22本塁打、70打点という成績の残し、ナショナルリーグ新人王投票でロベルト・アクーニャ Jr.に次ぐ2位に入る。なお、19歳でのシーズン22本塁打は、10代としては歴代2位タイの記録となった。
2019年も打率.282、出塁率.401、34本塁打、110打点と、高い水準の成績をマークすると、ポストシーズンでは、クレイトン・カーショーや、ゲリット・コールといった球界を代表する名投手から本塁打を放つ勝負強さを見せ、球団のワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。
そして、その勢いは止まるところを知らず、2020年は打率.351でナショナルリーグ首位打者のタイトルを獲得したほか、出塁率、長打率、そしてOPSの全てでMLBトップの数字をマークした。
2021年も引き続き、MLBトップレベルの打者として輝きを放ったソトは、打率.313(リーグ3位)、29本塁打、95打点、OPS.999(同2位)をマーク。オールスターのホームランダービーでは、1回戦でエンジェルスの大谷翔平と対戦し、再々延長の末に二刀流スターを下した。
2022年はシーズン途中の8月にトレードでパドレスに移籍すると、移籍後は出場51試合で6本塁打と不本意な成績に終わるも、主軸の1人としてリーグチャンピオンシップシリーズ進出を果たした。
続く2023年は、シーズン序盤にスランプに陥るも、次第にパフォーマンスを戻し、9月には驚異の月間打率.340/出塁率.440/長打率.711とするなど、最終的にはキャリアハイの35本塁打、そしてMLBトップの132四球をマークするなど、チーム随一の打撃成績を残した。
その後、契約最終年の2024年を目前に控えた2023年12月に、トレードでヤンキースへ移籍。伝統のピンストライプを着てプレーしたフリーエージェント前の最終年の2024年シーズンは、キャリアハイも成績。
リーグ3位の41本塁打を始め、打率.288/出塁率.419/長打率.569、OPS.988(リーグ2位)、109打点と高水準の数字をマークし、チームの地区優勝に貢献。
この活躍により、自身5度目となるシルバースラッガー賞を獲得したソトは、26歳未満で5度のシルバースラッガー賞を獲得した史上2人目の選手となった(もう1人はマイク・トラウト)。
2024年シーズン終了後、遂にフリーエージェントとなると、12月12日にMLB史上最高額となる、15年総額7億5000万ドルでメッツと契約し、オフシーズンの話題をさらった。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算