J.T.リアルムト

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J.T.リアルムト
J.T.Realmuto
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所属
フィラデルフィア・フィリーズ
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ポジション
捕手
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生年月日
1991年3月18日
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身長/体重
185cm/96kg
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投打
右投右打
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出身
オクラホマ州
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年俸
2388万ドル(約35.8億円)
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主なタイトル・表彰
シルバースラッガー賞:3回(2018・19・22年)
ゴールドグラブ賞:2回(2019・22年) -
2024年成績
- 打率
- .266
- 本塁打
- 14
- 打点
- 47
- 盗塁
- 2
走攻守が高い次元で揃った現役最高捕手の1人
MLBオールスターゲーム選出3回、ゴールドグラブ賞2回、シルバースラッガー賞3回、オールMLBファーストチーム選出2回を誇り、2022年は、リーグ最多の30盗塁阻止を記録しつつ、22本塁打、21盗塁をマークし、捕手としては史上2人目となる20本塁打20盗塁を達成した。
出身はオクラホマで、地元の高校を卒業後、2010年のMLBドラフト3巡目でマーリンズに指名されプロ入り。2014年6月にメジャーデビューを果たすと、翌2016年から正捕手に定着。
2018年に初めてオールスターゲームに選出されると、そのオフには自身初のシルバースラッガー賞を受賞。2019年2月にトレードでフィリーズに移籍すると、2021年1月には捕手としてMLB史上最高額となる5年1億1550万ドルで、フィリーズとの契約に合意した。
2022年は139試合に出場し、打率.276、22本塁打、ともにキャリアベストの84打点、21盗塁を記録し、チームのポストシーズン進出に貢献。自身初となったプレーオフでは、3本塁打、6打点でチームの快進撃でチームを支え、ワールドシリーズ進出を果たした。
2023年はアメリカ代表として春先のWBCに参加し、チームの準優勝に貢献。レギュラーシーズンでは20本塁打、23盗塁阻止と、攻守でチームのポストシーズン進出に貢献するとともに、捕手ではMLB全体でトップの5三塁打、16盗塁をマークし、走力も依然として高い水準にあることを示した。
翌2024年はシーズン途中の負傷離脱により99試合の出場に留まり、14本塁打、打率.266、OPS.751と不本意な成績に終わるも、『MLB.com』の発表した、2025年版現役ポジション別トップ10プレーヤーの捕手部門では、5位に選出されるなど、相変わらずの高評価を得ている。
ちなみにJ.T.はジェイコブ・タイラーの略。チームメイトのブライス・ハーパーとは家族ぐるみの付き合いで、同年のドラフトでマーリンズに指名され、現在ブルワーズでプレーするクリスチャン・イェリッチとも仲が良いことで知られる。
また、余談ながら伯父はアマチュアレスラーで、五輪2大会連続金メダリストのジョン・スミス。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算