ジェイコブ・デグローム

ジェイコブ・デグローム

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ジェイコブ・デグローム

Jacob Degrom

  • 所属

    テキサス・レンジャーズ

  • ポジション

    投手

  • 生年月日

    1988年6月19日

  • 身長/体重

    193cm/82kg

  • 投打

    右投左打

  • 出身

    フロリダ州

  • プロ入り

    2010年ドラフト9巡目

  • 年俸

    4000万ドル(約60億円)

  • 主なタイトル・表彰

    最優秀防御率(2018年)
    最多奪三振:2回(2019・20年)
    サイ・ヤング賞:2回(2018・19年)
    新人王(2014年)

  • 2023年成績

    投球回
    30.1
    勝敗
    2勝0敗
    奪三振
    45
    防御率
    2.67

トミー・ジョンから8月に復帰予定の「デグロミネイター」

2018年から2年連続でナショナル・リーグのサイ・ヤング賞を獲得しており、間違いなく現役MLB最高投手の1人だが、このところはケガの影響で年々投球回数が減っているのが玉に瑕。

100マイル(161キロ)越えのフォーシームと高速スライダーを武器に、マシーンの如く三振の山を築くことからついたニックネームは、映画「ターミネーター」の殺人アンドロイドと掛け合わせた「デグロミネイター」(deGrominator)。

特に2018年はチームが弱小だったことから10勝9敗と勝ち星に恵まれなかったものの、防御率1.70で269奪三振と圧巻の成績を残す。ちなみに、MLBの歴史において、防御率2.00以下で260奪三振以上を記録し、なおかつ50与四球以下で10被本塁打以下だったのは、この年のデグロームが1912年以降では初めてという快挙だった。

短縮シーズンとなった2020年は、3年連続のサイ・ヤング賞受賞こそ逃したものの(投票では3位)、12試合に先発登板し、68回を投げ、防御率2.38、104奪三振で2年連続して最多奪三振のタイトルを獲得。続く2021シーズンも7月初旬まで92回を投げ、防御率1.08、146奪三振と、ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞とシーズンMVPのダブル受賞を狙えるパフォーマンスを見せるも、その後は右肘の負傷により欠場となった。

ケガの影響で復帰が8月まで遅れた2022年は、11試合の先発登板に留まるも、9月18日のパイレーツ戦では、MLB新記録となる40先発試合連続自責点3以下を達成。シーズン終了後にオプトアウトの権利を行使してFAとなり、12月にレンジャーズと5年総額1億8500万ドル(当時約250億円)で契約した。

新天地初年度の2023年は、開幕から6試合に先発登板し、防御率2.67と期待通りのパフォーマンスを見せるも、5月以降は登板せず、結局トミー・ジョン手術を受けたことでシーズン終了となった。2024年は8月の復帰予定となっているが、スプリングトレーニングではキャッチボールする姿を見せるなど、回復は順調の模様。

※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算

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