ジャクソン・メリル

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ジャクソン・メリル
Jackson Merrill
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所属
サンディエゴ・パドレス
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ポジション
外野手
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生年月日
2003年4月19日
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身長/体重
191cm/89kg
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投打
右投左打
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出身
メリーランド州
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年俸
80万ドル(約1.2億円)
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2024年成績
- 打率
- .292
- 本塁打
- 24
- 打点
- 90
- 盗塁
- 16
MLBの次代を担うべき若きスラッガー
高い次元で攻守が揃い、類稀なるコンタクト能力と長打力を併せ持つ。守備力の指標の1つである、フィールディングランバリューは10とゴールドグラブ級。
また、若者らしからぬ勝負強さも持ち合わせており、2024年のレギュラーシーズンには、9回以降に同点あるいは逆転本塁打を5本打っているが、これはMLB最年少記録となった。
メリーランド州ボルティモアの出身で、少年時代はレッドソックスのファン。地元の高校卒業後は、ケンタッキー大学への進学を予定するも、2021年のMLBドラフト1巡目、全体27位でパドレスに指名されプロ入りする。
マイナーリーグでプレーした、2021年から2023年にかけては、主にAAを主戦場とし、AAAはわずか数ヶ月の出場ながら、2024年3月にメジャー契約を結び、同年レギュラーシーズンの開幕ロースター入りを果たす。
アマチュア時代、マイナーリーグでは遊撃手でプレーするも、パドレスではチーム事情から中堅手にコンバート。わずか20歳でMLBデビューを飾り、新しいポジションへの適応が求められるなか、開幕直後から頭角を表し、夏場には球団史上初めて、ルーキーとしてオールスターゲーム選出を果たした。
最終的に2024年のレギュラーシーズンは156試合に出場し、打率.292(ナ・リーグ5位)、長打率.500(同6位)、OPS.826、24本塁打、90打点をマーク。新人王争いでは怪物右腕のポール・スキーズに次ぐ2位に終わるも、シルバースラッガー賞を受賞した。
なお、21歳164日での同賞受賞は、フェルナンド・バレンズエラ、マイク・トラウト、そしてアレックス・ロドリゲスに続く史上4番目の若さでの達成となった。
2025年を迎えるにあたり『MLB.com』の発表した、ポジション別トップ10プレーヤーの中堅手部門で、2位に選出されたほか、同サイトの現役トップ100プレーヤーでは24位に選出されるなど、21歳にしてその評価は揺るぎない。
しかし、ハイアベレージの割に出塁率は.326と高くなく、四球率が2024年に規定に達した打者では4番目の低さだったことから、選球眼を課題とする向きもある。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算