ゲリット・コール

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ゲリット・コール
Gerrit Cole
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所属
ニューヨーク・ヤンキース
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ポジション
投手
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生年月日
1990年9月8日
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身長/体重
193cm/102kg
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投打
右投右打
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出身
カリフォルニア州
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年俸
3600万ドル(約54億円)
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主なタイトル・表彰
最多勝利(2021年)
最優秀防御率(2019年・23年)
最多奪三振:2回(2019・22年)
サイ・ヤング賞(2023年) -
2024年成績
- 投球回
- 95.0
- 勝敗
- 8勝5敗
- 奪三振
- 99
- 防御率
- 3.41
ピンストライプのエースは稀代の奪三振マシーン
サイ・ヤング賞1回、オールスターゲーム選出6回を誇る現役メジャーリーガー最高投手の1人で、最速100マイル越えのフォーシームと鋭いスライダーで三振の山を築くピンストライプの豪腕エース。
稀代の奪三振マシーンで、短縮シーズンの2020年を除き、2018年から2022年にかけて4シーズン連続で240奪三振以上をマークしており、この間、奪三振王のタイトルを2度獲得している。
また、2018年から3年連続で防御率3.00切りを果たし、2019年、3シーズンぶりに2点台に戻した2023年には。最優秀防御率のタイトルを獲得した。
大学時代は、名門UCLAで2020年ナショナルリーグのサイヤング賞投手のトレバー・バウアーと2枚看板を形成し活躍。同校初の3年連続100奪三振を達成すると、2011年のドラフト1巡目でパイレーツに指名されプロ入り。
2013年にMLBデビューを果たした後、2015年にオールスターに初選出されると、2018年にトレードでアストロズへ移籍し、2度目のオールスター出場を果たす。
2019年は33試合に先発し、20勝5敗で、何れもリーグトップの防御率2.50と326奪三振をマークして二冠を達成すると、シーズンオフに投手史上最高額となる9年3億2400万ドルでヤンキースへ移籍。
2021は4年ぶりに防御率3.00台となるも(それでもリーグ2位の3.23)、30試合に登板し16勝8敗で自身初となる最多勝のタイトルを獲得したほか、243奪三振で、こちらもリーグ2位にランクインした。
2022年はリーグトップタイの33試合に先発し、リーグの2位の200回2/3を投げ、13勝8敗、防御率3.50、257奪三振で、2度目の奪三振王のタイトルを獲得。
続く、2023年はリーグトップタイの33試合に先発し、リーグトップの209回を投げ、15勝4敗、防御率2.63(リーグ1位)、222奪三振(リーグ3位)、WHIP 0.98(リーグ1位)と圧巻の成績で、悲願のサイ・ヤング賞を満票で獲得した。
負傷者リスト入りして開幕を迎えた2024年は、17試合の先発登板に留まるも、防御率3.41、8勝5敗の成績でチームの地区優勝に貢献する。
ポストシーズンでは、久々に出場を果たしたワールドシリーズの初戦と第5戦で圧巻の投球を見せるなど、5試合に先発登板し、1勝0敗、防御率2.17とエース然としたパフォーマンスを披露。
ただし、そのワールドシリーズ第5戦では、ベースカバーを怠り、ドジャースによる逆転のきっかけを作ったことで非難を浴びる一幕もあった。
シーズンオフにオプトアウトの権利を行使せず、引き続きヤンキースの一員として2025年を迎えるにあたり、『MLB.com』の発表したポジション別トップ10プレーヤーの先発投手部門では、8位に選出されている。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算