フェルナンド・タティス Jr.
23
フェルナンド・タティス Jr.
Fernando Tatis Jr.
-
所属
サンディエゴ・パドレス
-
ポジション
内野手
-
生年月日
1999年1月2日
-
身長/体重
191cm/98kg
-
投打
右投右打
-
出身
ドミニカ共和国
-
プロ入り
2015年 アマチュアFA
-
年俸
1100万ドル(約17億円)
-
主なタイトル・表彰
本塁打王:1回(2021年)
シルバースラッガー賞:2回(2020・21年)
ゴールドグラブ賞:1回(2023年) -
2023年成績
- 打率
- .257
- 本塁打
- 25
- 打点
- 78
- 盗塁
- 29
走攻守に加え強打を誇るMLB最高クラスの選手
いわゆる5ツールプレーヤー。元々はスター遊撃手ながら、2023年は外野手としてトップクラスのクオリティを見せた。ニックネームは『エル・ニーニョ』。
2015年、16歳のときに国際FAでホワイトソックスと契約してプロ入りすると、2016年にトレードでパドレスへ移籍。MLBデビューは2019年ながら、2018年春の時点で、全国紙に『生まれながらのメジャーリーガー』と報じられるなど、将来を嘱望される存在として注目を集めていた。
ルーキーイヤーの2019年は84試合に出場し、打率.317、22本塁打、53打点、61得点をマークし、新人王投票で3位に入ると、短縮シーズンとなった続く2020年は、2年目のジンクスなどおかまいなしに、打率.277、17本塁打(リーグ2位)、45打点(リーグ4位)、50得点(リーグ2位)で球団のポストシーズン進出に貢献した。
シーズンオフにパドレスと14年3億4000万ドル(当時約357億円)で契約延長に合意した2021シーズンは、42本塁打を放ちナショナル・リーグ本塁打王のタイトルを獲得したほか、97打点(リーグ9位)、25盗塁(リーグ3位)と躍動し、MVP投票でナ・リーグ3位に入った。
しかし、2022年はシーズン開幕前にバイク事故で骨折し、シーズン前半を棒に振ると、8月には禁止薬物であるクロステボルの検査で陽性反応を示したことで、80試合の出場停止処分を受けるなど、踏んだり蹴ったりの1年になった。
これにより、開幕22試合目からの出場となった2023シーズンは、オフに球団がザンダー・ボガーツを正遊撃手として獲得したことから、右翼へコンバートされるも、これが吉と出る。打席では、25本塁打、.771 OPSと期待を上回る数字は残せなかったものの、外野の守備ではナ・リーグ外野手2位の12補殺を記録し、シーズン終了後に、自身初となるゴールドグラブ賞を獲得した。
ちなみに、父のフェルナンド・シニアも11年間プレーした元MLB選手であり、カージナルス在籍時に1999年4月23日のドジャース戦で1イニングに2本の満塁ホームランを放ったことで知られるが、2021年4月23日にはタティスJr.もドジャース戦で1試合2本塁打を記録したことから、MLB史上初の同日・同球場で2本塁打を放った親子となった。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算