エンリケ・ヘルナンデス

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エンリケ・ヘルナンデス
Enrique Hernandez
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所属
ロサンゼルス・ドジャース
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ポジション
外野手
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生年月日
1991年8月24日
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身長/体重
180cm/86kg
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投打
右投右打
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出身
プエルトリコ
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年俸
650万ドル(約9.8億円)
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2024年成績
- 打率
- .229
- 本塁打
- 12
- 打点
- 42
- 盗塁
- 0
内外野全てをこなせるスーパーユーティリティプレーヤー
コンタクト能力に長けた打者で、守備面での多用途性を含め、数字に表れない部分の価値が非常に高い選手。陽気なナイスガイで、お祭り男としてチームを盛り上げるムードメーカーでもある。
出身はプエルトリコで、父親のエンリケ・ヘルナンデス・シニアは、パートタイムでパイレーツのスカウトを務めている。野球は幼少期から父親の手ほどきを受け、2009年のMLBドラフト6巡目にアストロズから指名されプロ入り。
2014年7月のマリナーズ戦でメジャーデビューを果たすと、同年シーズン途中にマーリンズへトレードで移籍。さらにそのシーズン後には、再びトレードでドジャースへ移籍した。
ドジャース初年度の2015年シーズンは、マルチロールの真価を発揮し、二塁手として20試合、中堅手として19試合、左翼手として17試合、遊撃手として16試合、右翼手として2試合、そして三塁手として1試合に出場。打撃では規定打席に達しなかったものの、打率.307をマークした。
その後、ワールドシリーズ進出を果たした2017年のレギュラーシーズンには、投手と捕手を除く全ポジションで最低でも1イニング以上の出場を記録。さらに翌2018年7月のフィリーズ戦では、延長16回に救援投手として登板し、サヨナラ3ラン本塁打を浴びて敗戦投手となっている。
短縮シーズンとなった2020年に、ドジャースの一員としてワールドシリーズ制覇を経験した後、2021年2月にレッドソックスと2年総額1400万ドルで契約。2022年シーズン終了後には、1年総額1000万ドルでレッドソックスと契約を延長し、2023年もボストンでプレーすることに。
同年はザンダー・ボガーツが移籍し、トレーバー・ストーリーがケガで出遅れていたことから、内野のユーティリティとして存在感を発揮するものと思われたが、打撃不振に失策多発と極度の不振にあえぐなか、夏場のトレードで古巣ドジャースへと移籍。
移籍後は、打率やOPSを大幅に向上させると、オフシーズンにドジャースと1年総額400万ドルで再契約し、2024年もチームに留まることに。
迎えた2024年のレギュラーシーズンは、126試合の出場で12本塁打、42打点、OPS.654と地味な数字に終わるも、ポジションは内野全ポジションに加え、左翼、中堅、投手、指名打者と、捕手と右翼以外の全ポジションをプレーするマルチロールぶりを発揮。
さらにポストシーズンでは、14試合の出場で打率.294、OPS 808、2本塁打、6打点でチームのワールドシリーズ制覇に貢献すると、オフシーズンには1年650万ドルで再契約に漕ぎ着け、2025年も再びドジャーブルーを身に纏ってプレーすることとなった。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算