エドウィン・ディアス

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エドウィン・ディアス
Edwin Diaz
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所属
ニューヨーク・メッツ
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ポジション
投手
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生年月日
1994年3月22日
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身長/体重
191cm/75kg
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投打
右投右打
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出身
プエルトリコ
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年俸
1833万ドル(約27.5億円)
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主なタイトル・表彰
最多セーブ:1回(2018年)
最優秀救援投手賞:2回(2018・22年) -
主なタイトル・表彰
最多セーブ:1回(2018年)
最優秀救援投手賞:2回(2018・22年) -
2024年成績
- 投球回
- 53.2
- 勝敗
- 6勝4敗20セーブ2ホールド
- 奪三振
- 84
- 防御率
- 3.52
大ケガからの完全復活を目指すMLB最高峰のクローザー
最速102マイル(104,2キロ)越えの速球と、縦に大きく変化するスライダーで三振の山を築く。
オールスターゲーム選出2度を誇り、2度目の最優秀救援投手賞を受賞した2022年は、自身初となるオールMLBファーストチーム選出を果たしたほか、救援投手ながらサイ・ヤング賞投票で9位に入った。
出身はプエルトリコで、同じくMLBスターのカルロス・コレアと、ホセ・ベリオスは少年時代の友人。当時、本人は外野手を志していたが、父親の勧めで投手に転向した。
2012年のMLBドラフト3巡目、全体98位でマリナーズに指名されプロ入りし、2016年6月7日にメジャーデビューを果たすと、同年6月28日から7月3日にかけて9者連続三振を記録し、MLBデビューからわずか1ヶ月足らずでいきなり球団記録を更新する。
結局、この年は19セーブをマークし、新人王投票で5位に入る。2018年には、MLB歴代2位タイとなる57セーブを記録し、ア・リーグ最多セーブのタイトルを獲得。このシーズンオフに自身初となる最優秀救援投手賞を獲得すると、同年12月に2対5のトレードでメッツに移籍する。
メッツでは移籍初年度の2019年こそ、スランプに陥った時期があったものの、短縮シーズンとなった2020年以降、守護神として君臨し。
ニューヨークでのベストシーズンとなった2022年は、32セーブ、防御率1.31をマークし、チームの3桁勝利でのポストシーズン進出に貢献。2022年11月には、救援投手として史上最高額となる5年総額1億200万ドルでメッツと再契約した。
しかし、キャリアの絶頂期を迎える中、プエルトリコ代表の守護神として参加した2023年のWBCでは、ベスト8入りをかけたドミニカ共和国戦で最後の打者を打ち取ってチームを勝利に導くも、試合後のセレブレーションで右膝を故障。膝蓋腱の全断裂により手術を受け、2023年シーズンは全休となった。
開幕からメジャー復帰を果たした2024年は、5月に不調により一時的にクローザーの任を解かれたほか、15日間の負傷者リスト入り、さらには粘着物違反による10試合の出場停止など、浮き沈みのあるシーズンとなる。
しかし、レギュラーシーズン終盤は持ち直し、9月は13試合に登板して月間防御率1.93、月間被打率.173、被本塁打ゼロとかつての輝きを取り戻した。
2025年は大型補強により、リーグ優勝を狙うチームにあって、ディアスによる1シーズンを通して安定したパフォーマンスは、不可欠のピースとなるだろう。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算