ディラン・シース

ディラン・シース
Dylan Cease
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所属
サンディエゴ・パドレス
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ポジション
投手
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生年月日
1995年12月28日
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身長/体重
188cm/86kg
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投打
右投右打
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出身
ジョージア州
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年俸
1375万ドル(約20.6億円)
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2024年成績
- 投球回
- 189.1
- 勝敗
- 14勝11敗
- 奪三振
- 224
- 防御率
- 3.47
ワイルドな風貌を見せる気鋭の奪三振マシーン
伝家の宝刀スライダーを武器に、2022年に大躍進を遂げた気鋭の右腕。フォーシームは平均球速96.8マイル(115.8キロと球威があるものの、カーブ並みに曲がる被打率.128のスライダーを最も多投し、これにナックルカーブを加えた3球種が投球全体の96.9%を占める。
2022年までは古風な口髭がトレードマーク化しつつあったが、2023年シーズン以降は、しばしば顎鬚を生やしたワイルドな風貌を見せている。
出身はジョージア州で、ヴァンダービルト大学進学後、2014年のMLBドラフト6巡目でカブスに指名されプロ入り。2014年のドラフトでは、『MLB.com』により1巡目指名候補とされていたが、後に右肘内側側副靱の部分断裂が判明したことで、6巡目での指名となり、カブスと契約直後にトミー・ジョン手術を受けた。
2017年7月にトレードでホワイトソックスへ移籍後、2019年7月のタイガース戦でMLBデビューを果たす。以後、先発ローテーションの一角に定着。2020年の短縮シーズンを経て、臨んだ2021年には、初のフルシーズンで、初の2桁勝利(13勝7敗)をマーク。
続く2022年は、リーグ3位タイとなる32試合に先発し、14勝8敗、防御率2.20(リーグ2位)、227奪三振(同2位)、被打率.190(同2位)と堂々たる成績を残した。
それに加え、シーズン中には1913年以来となる、14先発試合連続自責点1以下(オープナーを除く)の快挙を達成したことなどから、シーズン後のサイ・ヤング賞投票ではア・リーグ2位に入った。
2023年は被打率が著しく上がったことで、防御率を4点台に悪化させたが、リーグ5位の214奪三振と、らしさも見せた。なお、2021年以降ではメジャートップの97試合に先発しており、2023年も先発はリーグ1位タイの33試合と、その耐久性の高さは健在である。
2024年はシーズン開幕前の3月13日に、トレードでパドレスに移籍。新天地で迎えたレギュラーシーズンは、33試合の先発(ナ・リーグ1位タイ)で189.1回(同4位)を投げ、14勝(同4位タイ)11敗、防御率3.47(同9位)、224奪三振(同2位)、被打率.200(同2位)、WHIP 1.07(同4位)をマークしてポストシーズン進出に貢献。
7月25日のナショナルズ戦では、球団史上2人目のノーヒットノーランを達成した。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算