コリー・シーガー

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コリー・シーガー
Corey Seager
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所属
テキサス・レンジャーズ
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ポジション
内野手
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生年月日
1994年4月27日
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身長/体重
193cm/98kg
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投打
右投左打
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出身
ノースカロライナ州
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年俸
3250万ドル(約48.8億円)
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主なタイトル・表彰
新人王(2016年)
ナ・リーグチャンピオンシップシリーズMVP(2020年)
ワールドシリーズMVP:2回(2020・23年)
シルバースラッガー賞:3回(2016・17・23年) -
2024年成績
- 打率
- .278
- 本塁打
- 30
- 打点
- 74
- 盗塁
- 1
攻守のレベルが高い次元で揃ったトップクラスの遊撃手
元々アベレージヒッタータイプながら、年々長打力を増してきた。これまでオールスターゲーム選出5回、シルバースラッガー賞3回、ワールドシリーズMVP2回の実績を持っている。2021年を持って現役に別れを告げたマリナーズ一筋のカイル・シーガーは実兄。
野球の奨学金で南カリフォルニア大学へ入学したシーガーは、2012年のMLBドラフト1巡目で、ロサンゼルス・ドジャースに指名されプロ入り。2015年9月にメジャーデビューを果たす。
正遊撃手としてプレーした2016年は、157試合に出場し、打率.308(リーグ7位)、193安打(リーグ2位)、26本塁打、72打点と堂々たる数字をマークし満票で新人王を獲得。
短縮シーズンとなった2020年には、打率、安打数、本塁打、打点でリーグトップ10入りを果たすソリッドな打撃に加え、守備率でも、遊撃手でMLBトップの数字をマークする見事なパフォーマンスでチームの地区優勝を牽引。
同年ポストシーズンでも出色のプレーを披露したシーガーは、チャンピオンシップシリーズとワールドシリーズで連続してMVPに輝く活躍で、ドジャースにとって32年振りとなるワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。
2021年は死球による骨折の影響でレギュラーシーズンは95試合の出場に止まるも、打率.306、OPS.915と相変わらず高いアベレージをマーク。
同年オフにフリーエージェントとなり、2021年12月、チーム再建を図るレンジャーズと10年3億2500万ドルの大型契約を交わし、同じく新加入となる2021年アメリカンリーグ本塁打4位のマーカス・セミエンと、MLB屈指の二遊間を形成することになった。
新天地での2022年は、打率.245、OPS.772ながら、キャリアハイの33本塁打をマークするとともに、打点も当時キャリアで2番目に多い83打点を記録。
続く2023年はさらに長打力に磨きをかけ、負傷の影響で出場119試合ながら33本塁打、96打点、そしてOPSはア・リーグ2位の1.013をマークし、チームのプレーオフ進出に貢献。
そして、ポストシーズンでは1.133 OPSともう一段ギアを上げ、アップセットに次ぐアップセットで勝ち上がったワールドシリーズで3本塁打を放つなど、チームを球団史上初のワールドシリーズ制覇に導くとともに、自身2度目のワールドシリーズMVPに輝いた。
なお、両リーグでのワールドシリーズMVP獲得は、シーガーがMLB史上初の快挙だった。
再び、ワールドチャンピオンの一員として臨んだ2024年は、9月初旬に負傷者リスト入りし、そのままシーズン終了となったため、123試合の出場に留まったが、チームトップの30本塁打をマークし、打率.278/出塁率.353./長打率.512、OPS.865と、高水準を維持した。
また、2025年を迎えるにあたり、『MLB.com』の発表した、現役ポジション別トップ10プレーヤーの遊撃手部門で2位に選出されている。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算