コービン・バーンズ

39
コービン・バーンズ
Corbin Burnes
-
所属
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
-
ポジション
投手
-
生年月日
1994年10月22日
-
身長/体重
191cm/93kg
-
投打
右投右打
-
出身
カリフォルニア州
-
年俸
3083万ドル(約46.2億円)
-
主なタイトル・表彰
最優秀防御率(2021年)
最多奪三振(2022年)
サイ・ヤング賞(2021年) -
2024年成績
- 投球回
- 194.1
- 勝敗
- 15勝9敗
- 奪三振
- 181
- 防御率
- 3.39
打者を手玉に取りスコアボードに『0』を並べる本格右腕
2021年にナショナルリーグのサイ・ヤング賞に輝いた現代のMLBを象徴するスター投手。抜群のコントロールと平均90マイル台後半のカットボールが武器。
カリフォルニア州センテニアル高校からセント・メリーズ・カレッジ・オブ・カリフォルニアへと進学し、2016年のMLBドラフト4巡目にブルワーズに指名されプロ入り。
2018年にメジャーデビューを果たすと、短縮シーズンとなった2020年に先発ローテンションに定着。この年は12試合に登板し、59.2回を投げ、4勝1敗、防御率2.11、88奪三振と才能を開花させ、サイ・ヤング賞投票で6位に入った。
迎えた2021年シーズンは、先発初戦からの4試合で無四球での40奪三振を記録する快投振りを見せつけると、シーズン開幕からの無四球での奪三振記録をMLB歴代最多となる58まで伸ばした。
その後もバーンズは、押しも押されもせぬエースとしてのパフォーマンスを持続させ、この年は28試合に先発して、167回を投げ、11勝5敗、防御率2.43をマークして、チームのポストシーズン進出に貢献した。
なお、この防御率はMLBトップの数字であり、この他にもバーンズは9回の平均奪三振数(12.6)、9回の平均被本塁打数(0.4)、三振対四球比率(6.88)でもMLBトップの記録をたたき出し、サイ・ヤング賞投手となった。
年俸調停を回避し、年俸650万ドルでブルワーズと契約した2022年は、33試合に先発(リーグ1位タイ)し、202イニング(同4位)で、12勝8敗、防御率2.94、243奪三振(同1位)、WHIP 0.97(同5位)と、2年連続して好成績をマーク。先発試合数、投球回数、そして奪三振でキャリアハイを更新し、ナ・リーグ奪三振王のタイトルを獲得した。
続く、2023年シーズンはキャリアワーストの66四球を記録するも、3年連続オールスターゲーム選出を果たすと、最終的にはチームトップの32試合に先発し、10勝8敗、防御率3.39(リーグ6位)、200奪三振(同10位)、WHIP 1.07(同1位)、被打率.200(同2位)と、高い水準を維持。
2024年2月に若手有望株2人+ドラフト指名権とのトレードで、前年ア・リーグ東地区覇者のオリオールズへ移籍すると、新天地でも32試合の先発で、15勝9敗、防御率2.92(リーグ4位)、181奪三振(同10位)、WHIP 1.10(同8位)、被打率.226(同10位)の活躍で、チームの2年連続ポストシーズン進出に貢献した。
2024年シーズン終了後、フリーエージェントとなり、12月にダイヤモンドバックスと6年総額2億1000万ドルで契約。『MLB.com』の発表した、2025年版ポジション別トップ10プレーヤーの先発投手部門では6位に選出されている。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算