コディ・ベリンジャー

35
コディ・ベリンジャー
Cody Bellinger
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所属
ニューヨーク・ヤンキース
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ポジション
外野手
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生年月日
1995年7月13日
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投打
左投左打
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出身
アリゾナ州
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年俸
2500万ドル(約37.5億円)
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2024年成績
- 打率
- .266
- 本塁打
- 18
- 打点
- 78
- 盗塁
- 9
名門ヤンキースへ移籍しMVPカルテットを形成
2023年に極度の不振から復活を遂げた生粋のスラッガー。走攻守いずれもハイレベルであり、渾身のフルスイングでファンを魅了する。
父のクレイ・ベリンジャーもヤンキース黄金期にユーティリティプレーヤーとして活躍した元メジャーリーガーであり、1999年と2000年のワールドシリーズ優勝メンバー。ドジャース時代の背番号「35」はその時、父がつけていた番号に由来。
2017年にMLBデビューを果たすと、その年、ナショナルリーグで同一シーズン新人本塁打記録を塗り替える39本塁打をマークする活躍を見せ、満票で同リーグの新人王に輝いた。
さらに2019年はシーズン前半だけで30本塁打と打ちまくり、マイク・ピアッツァ越えとなる球団史上最速(401試合)での100本塁打を達成。
結局、打率.305、47本塁打、115打点、OPS 1.035をマークし、ゴールドグラブ賞と、シルバースラッガー賞を受賞するとともに、ナ・リーグMVPも獲得。短縮シーズンの2020年は、打撃にやや精彩を欠くも、主力選手としてチーム悲願のワールドシリーズ制覇に貢献。
しかし、リーグシャンピオンシップシリーズ第7戦で勝ち越しホームランを放った際、本塁で味方のキケ・ヘルナンデスと思い切り前腕をぶつけ合う『渾身』のセレブレーションで肩を負傷し、シーズン後、肩の手術を余儀なくされる。
これがケチのつけ始めとなり、2021年は打率.165と極度の不振に陥ると、2022年は打率.210、19本塁打と、やや持ち直すも、シーズン終了後にノンテンダーとなりFAに。しかし、2022年12月にカブスと1年契約を結ぶと、これが復活の狼煙を上げるきっかけになる。
結局、2023年シーズンは打線の主軸として130試合に出場し、打率.307/出塁率.356/長打率.525(ナ・リーグ4位/同20位/同6位)、OPS.881(同8位)、26本塁打、97打点と大々的に復活を果たし、2度目のシルバースラッガー賞を獲得したほか、ナ・リーグのカムバック賞に輝いた。
2023年シーズン終了後にFAとなり、2024年2月にカブスと3年総額8000万ドルで再契約するも、2024年シーズン終了後、トレードでヤンキースに移籍。
2025年シーズンはアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、そして同じくこのオフシーズンにヤンキース入りしたポール・ゴールドシュミットらと、史上7例目となるMVPカルテットを形成することとなった。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で計算