クリスチャン・ウォーカー

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クリスチャン・ウォーカー
Christian Walker
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所属
ヒューストン・アストロズ
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ポジション
内野手
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生年月日
1991年3月28日
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身長/体重
183cm/100kg
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投打
右投右打
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出身
ペンシルベニア州
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年俸
2000万ドル(約30億円)
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2024年成績
- 打率
- .251
- 本塁打
- 26
- 打点
- 84
- 盗塁
- 2
守備力も兼ね備えた、いぶし銀のスラッガー
目下、3年連続でゴールドグラブ賞を獲得している名手で、長打力も兼ね備えたスラッガー。人品骨柄も良く、2023年にはBBWAAアリゾナ支部から「グッドガイ賞」を贈られている。
ペンシルベニア州ノリスタウンの出身で、同郷の先輩にはトミー・ラソーダとマイク・ピアッツァがいる。高校時代の2009年にはタンパのトロピカーナフィールドで開催された高校生のホームランダービーで、当時16歳だったブライス・ハーパーを下し優勝している。
高校卒業後、2009年のMLBドラフト49巡目でドジャースから指名されるも、この際は契約せず、サウスカロライナ大学へ進学。大学野球では、2010年と2011年にカレッジワールドシリーズ制覇に貢献。2012年のMLBドラフト4巡目でオリオールズから指名されプロ入りする。
2014年9月17日のブルージェイズ戦でMLBデビューを果たすと、同年はメジャー6試合に出場。翌年はメジャー7試合に出場するも、2016年はメジャーでの出場はなく、オフシーズンの2017年2月に事実上の戦力外であるDフリーエージェントとなる。その後、ウェーバー公示を経て、最終的にダイヤモンドバックスへ移籍。
初めてメジャーフルシーズンをプレーした2019年に、152試合の出場で29本塁打、73打点、OPS.824とようやくブレークを果たす。短縮シーズンとなった2020年を経て臨んだ2021年は、ケガの影響で成績はやや低迷するも、2022年はナ・リーグ4位の36本塁打を放つなど、打棒を復活させるとともに、初のゴールドグラブ賞を獲得。
続く、2023年はキャリアハイの103打点をマークしつつ、再びゴールドグラブ賞を獲得すると、2024年は守備能力の指標であるOAAで一塁手としてはダントツの13をマークし(2位はブライス・ハーパーの8)、3年連続ゴールドグラバーとなる。
フリーエージェントとなり、去就が注目されたこのオフシーズンは、アストロズと3年総額6000万ドルで契約し、活躍の場をア・リーグ西地区に移した。
なお、2025年を迎えるにあたり、『MLB.com』の発表した現役ポジション別トップ10プレーヤーの一塁手部門で7位に選出されたほか、同サイトの現役トップ100プレーヤーでは48位に選出されている。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算