カルロス・コレア

4
カルロス・コレア
Carlos Correa
-
所属
ミネソタ・ツインズ
-
ポジション
内野手
-
生年月日
1994年9月22日
-
身長/体重
193cm/99kg
-
投打
右投右打
-
出身
プエルトリコ
-
年俸
3733万ドル(約56億円)
-
主なタイトル・表彰
新人王(2015年)
ゴールドグラブ賞(2021年)
プラチナ・ゴールド・グラブ賞(2021年) -
2024年成績
- 打率
- .310
- 本塁打
- 14
- 打点
- 54
- 盗塁
- 0
打撃と守備でファンを魅了する大型遊撃手
打撃ではコンスタントに生産性の高い数字を残し、守備では高いフィールディング能力と強肩が持ち味。
若くしてプエルトリコのアカデミーでその才能を高く評価されたコレアは、2012年のMLBドラフト全体1位で、ヒュースト・アストロズに指名されプロ入り。
2015年6月にメジャーを果たすと、ルーキーイヤーでスタメン遊撃手に定着。同年は99試合に出場して打率.279、22本塁打、68打点をマークし、アメリカンリーグの新人王に輝いた。その後も、不動の遊撃手としてアストロズの黄金期を支えた。
2017年に球団史上初となるワールドシリーズ制覇に貢献すると、初のゴールドグラブ賞を獲得した2021年は、ワールドシリーズ第6戦で、ユリ・グリエル、ホセ・アルトゥーベ、アレックス・ブレグマンと揃って先発出場。
4人揃ってのポストシーズン先発出場試合を、同一カルテットとしてのMLB史上最高記録となる73試合に伸ばした。
2021年シーズン終了後のオフは、フリーエージェントで最注目の1人となるなか、2022年3月にツインズと3年1億530万ドルで契約。1年平均3510万ドルは、この時点で内野手としてMLB史上最高額となった。
なお、ツインズは2012年のドラフト1巡目で、現在チームの中心選手の1人であるバイロン・バクストンを指名しているが、当時ドラフト前に本拠地ターゲットフィールドで行われたワークアウトで、柵越えを連発したコレアのことを高く評価。
全体1位指名のアストロズが仮にバクストンを指名していれば、全体2位指名だったツインズは、コレアを指名していたと言われており、この契約により期せずして2人がミネソタで揃い踏みすることとなった。
2022年シーズン終了後は、契約に含まれていたオプトアウトの権利を行使し、フリーエージェントとなると、12月に契約合意が報道されたジャイアンツが身体検査の結果に難色を示す。
その後、契約合意が報道されたメッツも身体検査の結果が原因となり、契約合意に漕ぎ着けることができず、擦った揉んだの末に、ツインズと6年総額2億ドルで再契約した(結局、2023年はキャリアワーストの打率.230でリーグ最多の30併殺打)。
それでも移籍2年目の2024年は打撃が復調し、7月中旬までに打率.308、OPS.897をマーク。しかし、その後は負傷者リスト入りし、約2ヶ月の戦線離脱を強いられ、レギュラーシーズンは86試合の出場に留まる。
ただ、最終的には打率.310/出塁率.388/長打率.517、OPS.905で健在ぶりをアピール。2025年を迎えるにあたり『MLB.com』の発表した、ポジション別トップ10プレーヤーの遊撃手部門で7位に選出されるなど、依然として評価は高い。
ちなみに、コレアの年の離れた妹のレイバイサンドさんは、大谷翔平の大ファンであり、誕生日にコレアとともに大谷と面会する念願を叶え、ユニフォームの背中にサインを貰っている。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算