カミロ・ドバル

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カミロ・ドバル
Camilo Doval
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所属
サンフランシスコ・ジャイアンツ
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ポジション
投手
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生年月日
1997年7月4日
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身長/体重
188cm/84kg
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投打
右投右打
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出身
ドミニカ共和国
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年俸
453万ドル(約6.8億円)
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主なタイトル・表彰
最多セーブ(2023年)
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2024年成績
- 投球回
- 59.0
- 勝敗
- 5勝3敗23セーブ5ホールド
- 奪三振
- 78
- 防御率
- 4.88
最速104マイルの速球を持つ超豪速球クローザー
最速は104マイル(167,4キロ)もあり、鋭く変化するカッター(カットボール)も、しばしば100マイル(160.9キロ)超をマークする。
スタットキャストによると、2023年は平均88.8マイル(141.6)のスライダー(36.2%)、平均99.7マイル(160.5キロ)のカッター(33.7%)、そして平均97.9マイル(1577.6キロ)のシンカー(30.1%)の3球種のみで勝負し、ナショナルリーグ最多タイの39セーブを挙げた。
もちろん、速球の球速はMLBトップクラスであり、それゆえに空振り率、奪三振率もエリート級の数字となっている。
ドミニカ共和国出身で、父親はバナナ農家、母親は教師という家に生まれる。両親はすでに離婚しており、異父母兄弟は24人。しかし、野球をやっているのは兄弟で、本人と末弟の2人のみという。
2015年にフリーエージェントとして、ジャイアンツと契約しプロ入り。ジャイアンツ傘下からマイナーリーグでのプレーを経て、2021年4月16日のマーリンズ戦で、MLBデビューを果たすと、同年9月にはMLB初セーブをマークし、球団最年少セーブ記録を更新する。
開幕からMLBロースター入りした2022年は、シーズンを通してクローザーとしてプレー。最終的に30セーブ機会に対し、27セーブ(ナ・リーグ6位)をマークし、トップリリーバーの仲間入りを果たす。
続く、2023年シーズンは初のオールスターゲーム選出を果たし、そのオールスターゲームで勝利投手となると、最終的にはナ・リーグ最多タイの39セーブをマークし、デービッド・ベッドナーと最多セーブのタイトルを分け合った。
しかし、メジャー4年目の2024年は苦しいシーズンとなり、奪三振率は依然として高い水準を保つも、与四球率と被打率が悪化。62試合の登板で防御率4.88と安定感を欠く。
それでもチームを率いるボブ・メルビン監督は、2025年のスプリングトレーニングを前に、「ドバルは今年の我々にとって重要なピースになる」と大きな期待を寄せている。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算