アレックス・ブレグマン

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アレックス・ブレグマン
Alex Bregman
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所属
ヒューストン・アストロズ
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ポジション
内野手
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生年月日
1994年3月30日
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身長/体重
183cm/82kg
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投打
右投右打
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出身
ニューメキシコ州
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プロ入り
2015年ドラフト1巡目
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年俸
2850万ドル(約43億円)
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主なタイトル・表彰
シルバースラッガー賞:1回 (2019年)
オールスターゲームMVP(2018年) -
2023年成績
- 打率
- .262
- 本塁打
- 25
- 打点
- 98
- 盗塁
- 3
走攻守が高い次元でまとまったMLB屈指の三塁手
打者としては力強く美しいスイングで長打を量産し、守備面では本職の三塁以外にも遊撃手をこなすなど、野手として高い万能性を持っている。2022年にはレギュラーシーズン155試合に出場し、38二塁打、23本塁打、87打点をマークし、チームの地区優勝に貢献すると、ポストシーズンは13試合に出場し、3本塁打、11打点、打率.294、.948 OPSと大車輪の活躍で、自身2度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。
2017年にアストロズがワールドシリーズ初制覇を果たした時から主力メンバーの1人だったブレグマンは、学生時代からスター街道を邁進。高校時代は2年生にしてニューメキシコ州の本塁打記録を塗り替えるなど、スター選手として活躍し、2012年のMLBドラフトで29巡目にレッドソックスから指名されるも、ルイジアナ州立大学への進学を選択。
大学時代も全米代表に選出され、ゴールデングラブ賞を受賞するなど輝かしい実績を残すと、2015年のドラフト1巡目でアストロズから指名されプロ入り。2016年にMLBデビューを果たすと、2017年のワールドシリーズ制覇を経て、リーグ屈指の野手となる。
2021年にワールドシリーズ進出を果たした際は、同シリーズ第6戦で、ホセ・アルトゥーベ、アレックス・コレア、ユリ・グリエルとそろって先発出場したことから、4人そろってのポストシーズン先発出場試合を、同一カルテットとしてのMLB史上最高記録となる73試合に伸ばした。
ワールドチャンピオンとして臨んだ2023年も安定したパフォーマンスを持続させ、レギュラーシーズンはチーム最多の161試合に出場し、25本塁打、98打点と、高い生産性で存在感を発揮。契約最終年となる2024シーズンを前にしたスプリングキャンプでは、「身体は人生で最高の状態にある」と意欲を見せている。
なお、彼の背番号『2』は、それまで最多ポストシーズン先発出場同一カルテットの一員だった「デレク・ジーター愛」によるものであり、2017年当時、ニューヨーク地元紙の取材に対し、母方の家族がロングアイランド出身のブレグマンは、「僕は子供の頃からデレク・ジーターが大好きだった。彼は正にフィールド上のキャプテンであり、ここぞという場面で期待に応えてくれる。彼はとにかく自分のチームにいて欲しい存在であり、一緒に戦いたい選手だから、僕は背番号『2』をつけているんだ」と語っている。
また、2021年12月には、参加したチャリティイベントにて、親権を失った女性への援助として、新車と家具付きアパートを用意し、家賃12ヶ月分を支払う豪気なところを見せて話題になった。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算